14歳年下の会社の子への恋心を確認してしまったのは、皮肉にも彼を私の親戚の女の子に紹介した時でした。そして何故か、一緒に会食をしたうちの夫が彼をいたく気に入り私よりも仲良くなる状態でした。初めて来た私の家で、ごく自然に馴染んでいました。昼に集まり昼呑みパーティーをしてそのまま夜に突入して。彼は、普通に泊まって行きました。旦那が痛く気に入って、引き止めたから。

旦那とは、もう二年ほどセックスをしていない。厳密に言うとその間に、一度だけ私の性欲が旦那のベットへ潜り込ませてした事がある。でもそれきり。体の相性はいいが、もうケンカばかりで顔を合わせて話をするのも嫌なほどになっていた。
①にも書いたけれど、私はレス宣言を受けた時病気になっていて。でも、再就職をする頃にはもうよくなっていた。おかげて、再就職先でのストレスなどは受け流して対応をしてくる事ができている。
新しい仕事の環境に慣れることと同時に、夫のモラハラ発言は時折時限爆弾の様に発信されて、私の気持ちをかき乱したりした。ああ。本当にこの人といたらいい生き方はできない。そんな風に考えるしかないような夫婦関係。
そんな時に、癒される様な事があって自然と好きになってしまった様な気持ちをどこかで追いやることなんてどうしてできるのかな。
私は、自分自身で恋をしていると確認するしかない状態になっていた。

私の家で旦那も交えて昼呑みパーティーをしてからひと月後。また、彼を昼呑みパーティーに誘った。夫も彼を気に入っていたし、お酒に詳しい彼に珍しいお酒が手に入ったから一緒に呑もうと誘った。紹介した親戚の女の子も誘だだけれどこなかった。その女の子が来なければ、彼は来ないのではないかと思ったけれど来てくれた。季節の濁酒の呑みくらべをお土産に持って来てくれた。
彼は、とても気がきく人だなと思う。会社では、少し頼りないと言う評価を受けている様に表面上は感じるけれど。それか、彼は仕事では所属する部署の中で年数が少ないからただ大人しく受け皿になったり、言われた仕事をこなしたりしているだけなのかもしれない。
とにかく彼は気が利く。
彼と夫は、前きた時と同じでとても話が弾んでいた。そして私も、普段は夫と話んほとんどしないが、彼がいる事でクッションになりその時だけは普通に話した。
そんな自然な呑み会をするうちに、ご機嫌でビールを９本も開けた夫が先に眠くなり。自分は娘の部屋で寝るから、自分のベットで彼に寝てもらってと言って先に寝室へ行った。

その後は、2人で話をした。何を話したか覚えていないけれどとにかく彼といるととても癒されるし、好きだなと言う気持ちが膨らんでいった。そして、お互いにお酒が強いこともあって、2人で日本酒を４本空けていた。

…
そうして、歯磨きをして寝室へ。
彼は隣の旦那のベットへ。私は、通路を隔てて娘とワイドダブルのベットに入る。

彼が隣のベットで横になりスマホをいじり始める。だめだ。近くに行きたい。気になって仕方ない。私は、スマホを除く彼のベットの脇に座り、何見てるの？と、聞いてみた。そして、寒いからと彼のベットに潜り込んだ…

…つづきは

セックスレスと婚外恋③へ…

#婚外恋 #セックスレス #年下彼氏 #適応障害
#モラハラ夫