和今 風人 (わこん かぜひと)

「やさしき舌は いのちの 樹なり」をテーマに、あたたかみのあるショートショートをかいています。ジャンルは創作だったり、実話だったり、舞台も自然の中だったり、都市の生活だったり、不思議な世界だったり、さまざまです。ぼくのお話が、あなたのいのちの樹となりますように。

H.S.S vol.51 「Super Ice Breaker」

僕は行く先々で、色んな人に泊めてもらいながら旅をしている。ほんの数日だったり、1ヶ月だったりするけど、どっちにしても初めにどれだけ仲良くなれるかっていうがけっこ...

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H.S.S vol.50 「絵描きとすいか」

フィレンツェにピッティ宮殿という荘厳な宮殿があります。その目の前の路地、煉瓦造りの壁で日陰になっている場所にたくさんの絵描きが並んで絵を売っていました。 暑い日...

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H.S.S vol.49 「ダニエル」

フィレンツェをダニエルと歩いていると、彼はたいてい何かをあげる。それはもう、気前がいいとかじゃすまないくらい。 例えばある日、見知らぬ男がダニエルに話しかけて「...

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H.S.S vol.48 「PASQUA」

イタリアの寒村を訪れたときのことです。北部の、それもアルプスにほど近いこの村は、4月下旬でも日本の冬のような寒さでした。 小さなこの村は、住民も皆親切で「Ciao, C...

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H.S.S vol.47 「あついお茶でもいれようか」

200ml。 ぼくは知っている。あの現場の後片付けを、この大雨の中ひとりでやったんだ。200ml、それが今日、ぼくが流した汗だ。きっともっと流してるけど、雨と泥とでよくわ...

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H.S.S vol.46 「元住吉のイーハトーブ」

元住吉に来ています。なんだかしっとりと湿度のある街です。 駅からほど近い場所に「いーはとーぶ」という喫茶店を見つけました。宮沢賢治の好きな私は「おやおや」と入っ...

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