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自分を大切にしている人の安定感

りんたろーさんの著書「自分を大切にする練習」(ジブタイ)を拝読して、「自己肯定感を高める」とは、言うのは簡単、でもとても難しく、だから本当に大切だ、と深く頷きました。教育現場では「スモールステップで、できることを認めながら、生徒の自己肯定感を高めていく」という記述をよく目にするのですが、どうしても「認め」と「褒め」が混同されてしまうことがあり、さらに一人一人認められて嬉しいポイントって違うし、「褒め」が自己肯定感の高まりに繋がる場合と、自意識の肥大に繋がる場合と両方あって、難しいですよね。

「外側からの賛辞」に頼るより、自分を丁寧に扱った方がずっと安定して自己肯定感が育まれる!ということを、りんたろーさんは自分の力で少しずつ前に進むことで私たちに見せてくれている。尊い・・・。

起きて自分で顔を洗うだけでめっちゃ偉いのに、丁寧に泡立てるとか優しくタオルで水分オフするとか、めちゃくちゃ偉い。すごい。それができなくて毎日戦っているご家庭にとって、もはや神。中学生は朝自分で起きるだけで自分を褒めていい。と、個人的には思っています。

でも、中学生に自分を大切にするんだよ、と伝えるのって難しいです。自我形成の途中なので、「大切にする自分自身」がそもそもまだ固まっていないようです。環境要因によって、自分に大切にされる権利があると感じることが難しい場合もある。周りの人たちが、何度も何度も「あなたには価値がある」「あなたは大切にされる」と伝えることが大切なんだけど、「価値がある=周りからちやほやされる」という認識の生徒は行動に歪みが出ます。「価値」という言葉を「〇〇より優れている」に置き換えて覚えている子もいるので、気をつけなければいけないと思いながら、声をかけています。

本当に最近のりんたろーさんの安定感、こちらまで安心して見ていられますものね。アベプラでも、意見を求められたときに率直に「どっちがいいのか僕は分からないです」って言ってくださる。もう、学ぶ姿勢としてすごくいいじゃないですか!

ところで、先日の「あちこちオードリー」で川島さんがかなり美容に気を使っていらっしゃったことを知り、「やっぱり『朝の顔』ってそこまで気を遣うんですね!」と思ったと同時に川島さんとりんたろーさんの美容企画、ラヴィット!でやってくれないかしら、と思いました。コスメ売り場できゃっきゃうふふするりんたろーさんと川島さんを見たい、それを何とも言えない顔で見ている兼近さんをワイプで抜いてほしい。




【体育祭で盛り上がるタイプ、盛り下がるタイプ】

アベプラで令和の体育祭2.0が取り上げられた回は、ものすごく頷きながら視聴しました!EXITさんだけなく、コメンテーター皆さんの発言にいちいち「はいはいあるあるそうそう!!」と返事をしてしまったです。なんだかんだいってやっぱり身近なトピックの時は上がりますね!

集団の中には、集中力が続かなかったり・集団の一員である意識が弱かったり・音の刺激に敏感だったり・無意識に離脱したりするお子さんがいます。そういう子たちに過剰な負担をかけて集団を均一化しようとするから、歪みが出るし反発も出る。生徒の個性を知っている大人側が、手を抜かずに準備や支援をすればよいと思うのです。(生徒たちの人情任せで集団をまとめさせると、リーダーではなくボス格が君臨する猿山状態になる危険性もあるし)

自分はあまり上手くないのですが、つまずきながらもなんとか行事が成功すると、生徒は経験によって成長するし、次も同じ機会があると前向きに取り組むようになる。仲間を褒めるようになるし、練習の前に準備をするようになるし、盛り上げるための声掛けやリラックスさせるための小ボケもできるようになります。

りんたろーさんのように外部でスポーツチームに所属し、集団に貢献する経験をしている人にとって、体育祭や文化祭はその能力を発揮できる良い舞台。教員もそのリーダーシップが学校教育の方向性とマッチしているので、安心してリーダーを任せられます。ただ、「体育祭当日に県外に遠征するので学校休みます」と言われた時のがっかり感は覚悟しておいた方が良い。
兼近さんもリーダータイプですが、学校ではなくもっと異年齢の雑多な集団をまとめる空気感を感じます。

りんたろーさん「僕は生徒会長だったので、ちゃんとやらないヤンキーたちになんで邪魔するんだ!って思ってたけど、彼らが先進的だったんですね」
兼近さん「ちゃんと謝ってほしいですねぇ」
りんたろーさん「お前!!あの時の!!」
というくだりにめっちゃほっこりしました。この、「優等生とヤンキー」という組み合わせが垣間見えるのが、EXITさんの好きなところでもあります。大人になれば仲良くなれるんだよ、という好例に思えるのです。

最後に兼近さんが言った、「学校行事は安全に失敗ができる場所」というのがまさに的を射る発言で、この人うちの学校でPTA会長になってほしいと思いました。本当にそう、学校って社会に出るための土台作りの場所なんです。ぶっちゃけ思い出作りは二の次です。たとえ仲良くなくても相性悪くても、お互いリスペクトし合えば集団でものごとを動かすことができるんだという経験をさせたいのです。そんなこと思いつつ、行事の前日に深夜まで仕事をしている教員は多い。

余談ですが、行事のたびに教務主任の言った言葉「行事では、失敗させてもいい、ただし恥はかかせるな」これを肝に銘じています。



【カバンの中身チェックでわかる空間認知の強さ】

ダル近さんが引退なさって、少し寂しいのですが、これからもときどきアフタートークで人生相談をしてほしいなぁと思っている次第です。
そんな矢先、先日のANNXsmash.限定アフタートークで、EXITさんお二人がカバンの中身チェックをされていましたが、かつてEXITcharannelでも何回かカバンの中身チェック企画があって、兼近さんのカバンの中身を出す所作にいたく感心したことを思い出しました。

本当に初めてEXITさんに興味をもった2日目くらいに見た動画なので、当時はお二人の人となりを知らず、ただカバンの中身をほうほうと拝見していました。抜き打ちなので、カバンの中身にはなんのボケもありません。「チャラ男なのに普通の中身じゃん!」っていうツッコミ待ちの企画です。
ただ、兼近さんがカバンの中身を取り出して机上に並べていく時に、迷いなく整然と物を置いていました。小物のサイズと向きがお行儀よくスペースに収まっていく。「この人、頭の中が整頓されているんだな」と思いました。

兼近さんは全体を見て把握するのが得意というか、そういう方策で脳を使うタイプなのだと思いました。映像が頭の中に浮かぶのではないでしょうか。ただ、兼近さんは以前 幼い頃は教室の机の中がぐちゃぐちゃだった、とおっしゃっていたはず。ということは、今机の中がぐちゃぐちゃな生徒たちも、大人になればなんとか片付けができるようになるのでは!?と、身近な生徒の未来にちょっと希望が芽生えました。EXITさんのお掃除動画が見たい。というか、お片づけ動画が見たい。




【点数がすべてではないけれど】

拝見しました、「かねちーといっしょ」で模擬試験に挑む兼近さんを!マークシートとか慣れてなくて、マークシートのマルの中を几帳面に塗りつぶす方に集中が傾いて、後半時間が足りなくなるんじゃないかと心配してしまいました!!(過保護)もう「兼近さん」と「マークシート答案用紙」という組み合わせだけで推しと日常の共演という意味で気分が昂りますね!2Bのえんぴつだと早く塗りつぶせますよ!

思いのほか高得点がとれてめっちゃ喜んでいる兼近さんを見て、こういうのが見たくて先生は頑張るんだよなぁ・・・としみじみしました。テストの点数がすべてではないけれど、じゃあ全然無意味なのかというとそうでもなくて、やっぱりうれしいものはうれしいですよね。
もし兼近さんが英語のいい勉強法を思いついたらぜひ公開していただきたいのですが、実は愚直に英単語を覚える姿もめちゃめちゃ素晴らしいと思っています!





FIFAW杯2022関連番組に、こんなに連日EXITさんが出演なさると思っていなくて、「あれ・・・?もしかして、このひとたち2週間ずっと毎日深夜まで起きているんだろうか・・・?」と思ったら、恐ろしくて恐ろしくて震えました。え、待って、これが年末の鬼稼働まで続くの・・・?やだ怖い、兼近さんの目がまた死んだ魚になってしまうんじゃないですか!?お昼寝を!!イタリア人並みにお昼寝をさせて!!