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社会人生活って

いくつか岐路があった

就職時
現在所属している会社のカテゴリと、旅行業界の2領域を受験していた。
旅行業界は趣味と実益を兼ねて、優先度が高い選択肢になっていた。
学生時代にすでに海外を個人旅行していて、行程を組むのも楽しいし、想定していた計画が実際どうなるのかを体験するワクワクさがあったからだ。
大手も受けたが、小さい個人旅行を企画する会社も受験した。
が、面接を受けていく過程で、趣味でいいと悟った。
面接時にあった質疑応答で、私のやりたい仕事は、少なくとも大手にはないとはっきりわかったからだ。
入ってから知るより、入る前に知ってよかったと思っている。

当時、面接時の設問で、女性に対しては「彼氏・ボーイフレンドはいますか?」という質問が普通にされていた時代だった。
正直にその存在を答えてしまうと、将来のことを聞かれて、落ちる(という噂の)設問だった。

10年後
やっと責任のある仕事を自分の判断で動かせるようになってきて、自信ができた頃、自分が井の中の蛙なのではと思っていて、外での自分の評価を知りたいと思っていた。実際、仕事でお付き合いのあった会社(の権力のある人)から誘われていた。「この日のこの時間にここに来て」と言われて行ったらそこが受験会場で、受験者リストに名前があった。
なにも準備なかったので、文房具を借りて受験する始末。
別日の面接でも、面接官は仕事上お付き合いのあった人たちと話すだけで面接という感じでもなかった。出来レースだったのかもしれない。
そんな調子で内定を(口頭で)もらった。
その当時、担当していた担当プロジェクトが終わってから移ろうと思って、入社時期を調整しようという話になっていた。

ところが、その翌月末、グローバルで1万人規模のレイオフが始まった。
私を誘った、権力のある人が他社へ転職して、私の内定が消えていった。

当時は、転職エージェントもいなくて、すべて自力。
フリーペーパーかイベントに行って、企業の人事と直接会って話すような時代だったし、転職活動は週末か業後に活動して、在籍していた会社には内緒に活動するような頃だった。

結局、入社当時の会社にいまもなおいます。
ですが、会社内で転職しました。
大きな会社だから、職種を変えて、異動する選択をしました。
そして、やっと自分が心地よく思える仕事にたどり着いた。

#あの選択をしたから

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