しあわせであれ

ひとはいつから不幸を求めるようになったのか
昔は幸福しかなかった
不幸なんてものは存在しなかった

ひとつの欲望が大きくなった時
不幸は生まれた

よりクリエイティブに
よりインスピレーションを高めること
それだけをしていればひとはしあわせであり続ける
不幸なんて存在しない
不幸になんてなれない

しかし、ものごとを細分化し、
分断化し始めてからひとは不幸を知る
そこに幸福は存在しないのに

しあわせを探し求めれば求めるほど
ひとは不幸になる
しあわせはすぐそこにあるのに
それに気づくことができなくなってしまった

不幸は簡単に見つけられるのに
しあわせは空気のように透明であるから見ることができない

すでにしあわせでいっぱいに満たされているのに、それに気づかない
ぼくたちはどこへ向かっているのだろうか

苦しむ必要はない
迷う必要はない
頑張る必要はない

きみはすでにしあわせそのもの
きみはきみのままでしあわせなのだ

なにかの見返りはいらない
努力もいらない

しあわせはすでにこの世界に必要な分だけ存在するのだから

きみがそれを感じるだけで
すぐそばにいたことに気がつく

いまこの瞬間にしあわせでないものに
しあわせは訪れない

きみよ
しあわせであれ

#詩 #ポエム #しあわせであれ

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