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小説 プロローグ

お待たせしました!
お待たせしすぎたかもしれません!

今回ついに小説を公開いたします!

だらだらと書いていてもあれなんで早速本編に行きますね。
約束通りプロローグは無料公開です!
それではどうぞ!
※誤字脱字あったらごめんね。

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なんでこんな状況になっているのだろう?
地元でも有名なお屋敷に無理やり連れてこられたかと思うと、強面の男性たちに囲まれている。
「あのーすみません」
そんな空気のなか自分の兄が声を出す。
「なんでしょうか?」
強面の男性の内の一人がどすの聞いた声で返事をする。聞いてるだけでも凄まじい迫力だ。
「正座でしびれたので脚をくずしてもいいですか?」
(うぉぉぉい!)
思わず声にだしてしまいそうになったが、なんとかこらえた。この人は状況を理解していないのか?
「……どうぞ」
強面の男性が一瞬ピクリとしたのを自分は見逃さなかったが、なんとか許可をもらえた。
そして兄はお礼を言いつつ正座からあぐらに切り替えた。本当に脚を崩したよこの人…
「お前もくずしたらどうだ?」
「いや、俺は大丈夫だから…」
兄なりの優しさなのだろう。自分にも声をかけてきたが、今はとにかくおとなしくしてるに限る。
これ以上この人達の機嫌をそこねるようなことはしたくない。
「お待たせしました、お嬢が参られました」
部屋に新たな強面の男性がはいってくると、その後ろから女性が現れた。
この場には似つかわしくないとても美人な人だ。
そして自分はこの人をしっていた。
「先日は困ってる所を助けていただき、本当にありがとうございました」
女性はそういって深々と頭をさげた。
そう、この女性は先日自分と兄が助けた女性だった。
まさかあの時に助けた女性がいわゆるな人たちとの関係があるなんて信じられない。絶対何かの間違いだ。
「おいオメーら、この方々に失礼のないようにしてんだろうな?」
女性が先ほどとは一転してこれまたどすの聞いた声で周りの男性たちに言いはなった。
訂正。この人は間違いなくいわゆるな人だ。
「へい!お嬢!」
周りにいた強面の男性達が一斉に立ち上がり女性に深々とお辞儀した。この人は一体何者なんだ?
そんな疑問が自分のなかで渦巻いてる中
「あれ?こないだのお姉さんだ。こんにちはー」
相変わらずこの雰囲気の中、マイペースに挨拶をする兄。

そう、これがこの二人の本格的な出会いであった…

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