ゼロ・トゥ・ワン 

この本はペイパル共同創業者のピーター・ティールがスタンフォード大学で行った起業に関する講義の内容を再編したものとなっている。

シリコンバレーでも絶大な影響力をもった彼のスタートアップに関する見解はとても面白かった。「競争ではなく独占を目指せ」と彼は言う。前半ではこう主張する理由が述べられていた。

<特に面白かった点>
・指数関数の法則、パレードの法則
・グローバリゼーションとテクノロジー
・ブランド

起業価値は正規分布するわけではない。上位の起業が他のすべての起業を合わせたよりも大きな価値をもつ。起業は指数関数的に成長していく。

「隠れた真実」にチャンスがある。

<自分の思考>
「ほとんどの人が間違っていると思っている大切な真実は何だろう」とティールは問う。この質問に答えるには未来に視点を移す必要がある。
自分なりに言葉にすると、今は当たり前じゃないけど未来では当たり前になっているもの、を見つけることがチャンスにつながる。
「今は当たり前だけど昔では考えられなかったよね」と言われるようなものが世界を変えてきたのだと思った。

競争は資源の奪い合いを意味する。
独占するためには新しい資源を作りだす必要がある。
そう意味の0→1なのだと解釈した。

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