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誰一人取り残さない

国際協力NGO CBBで短期インターンをしている北海道教育大学4年の原 拓真(はら たくま)です。


近年、sustaninabilityという言葉をよく耳にします。

sustainabilityは、持続可能性という意味で、近年、世界を持続可能なものにしていくという考え方が多くの場面で取り入れられてきています。

持続可能性とは

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現在、世界の平均気温は年々上昇しています。

化石燃料の大量消費時代でもあります。

地球の人口は急激に増加し、現在は約77億人ですが、2050年には、世界人口は約98億人になると予測されています。

水不足に陥り、現在、地球上に存在する水のうち、約0.01%のみが、利用可能と言われています。

つまり、私たちの生活の基盤である、地球環境が悪化してきているという現状があります。

このまま悪化が続けば、次の世代が住みにくい地球になる、もしくは、次の世代が続いていくことが難しい地球環境になってしまうかもしれません。

将来の世代が、必要とするものを損なうことなく、かつ現在の私たちの需要も満たすよう、地球環境を守っていくことが求められているのです。

そこで、2015年9月に国連で開かれたサミットの中でSDGs(エスディージーズ)という国際社会共通の目標が設定されました。


SDGsって?

SDGsという言葉をご存知でしょうか

SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))とは、

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(JAPAN SDGs Action Platform 外務省)

というものです。

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このように、アイコンと共に世界を変えるための17のゴールが設定されてあります。

環境問題、貧困、格差、ジェンダーなど、我々を取り巻く問題を解決し、未来につないでいこうと、17のゴールが設定されています。

SDGsの認知度は、日本ではまだまだ低いように思います。ご存じでなかった方は、ぜひこの機会に17の世界を変えるゴールに目を通して頂きたいです。

質の高い教育をみんなに

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SDGsの17のゴールの4番目に、「質の高い教育をみんなに」というものがあります。

17のゴールはどれも、重要なものですが、これからの未来を創っていく、持続可能な社会を創っていく人材を育成していくためには、教育が鍵を握っていると、私は思います。

教育を受けることで、読み書きができるようになり、知識を身につけ、職を得ることができ、貧困から抜け出すことも可能でしょう。

また、倫理的な教育も大事だと思います。何が正しくて、何が正しくないのか判断できる倫理観を持つことで、戦争などの過ちを犯すこともなっていくと思います。

しかしながら、発展途上国では、教師不足、教材不足、学校などの設備不足などの原因で、教育が提供できていない現実があります。

質の高い教育を提供をしていくことももちろん重要ですが、まずは「みんなに」の部分をしっかりと達成していくことが急務だと考えます。

まずは、すべて人が、地球上で起きている事実を認識するための基盤を作るために、すべての人が教育を受けられる環境を整えていく必要があると考えます。

そのために誰一人とり残さない教育現場を提供していきたいと強く思います。

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CBBが目指す持続可能性

CBBが9月2日からスタートした、クラウドファンディングは、皆さまのご支援・ご協力のおかげで、9月10日現在、目標金額112万円のところ、61%685,000円を記録しています!本当にありがとうございます!

カンボジアで中退した中高生の復学を。日本人学生が応援!

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たくさんの方が、ご支援してくださったり、Twitter、Facebook、Instagram等で拡散してくださり、支援の輪がどんどん広がっています。これからもよろしくお願いしたいと思います!


このプロジェクトのファーストゴールは、112万円。

こちらは、現在住み込みで勉強している3人にプラス2名の合計5名が、1年間復学を目指して住み込みで学ぶための費用に充てられます。

また、このプロジェクトにはセカンドゴールがあります。セカンドゴールの目標金額は276万円。

こちらは、今後も復学支援プロジェクトを持続可能なものにしていくために、太陽光パネルと井戸の設置のための費用として使われます。これらの設備の設置により、生活にかかる固定費(電気代・水道代)がおさえられ、プロジェクトが持続可能性が高まります。

ファーストゴールのみならず、セカンドゴールも達成したい。いや、達成する。私たちは、今、一丸となり取り組んでいます。

セカンドゴールを達成するためには、さらに支援の輪を広げて、多くの人に知って頂く必要があります。

私たちのプロジェクトに賛同していただける方は、SNSでの拡散・ご支援・ご協力をよろしくお願いします!!

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