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誰かのせいにするのを、やめました!

はじめまして!ポジウィルで認定トレーナーをつとめております、たくまと申します。このNOTEでは、私のこれまでと、ポジウィルを通じて伝えたいことをお話しします。

「自分らしさ」と「他人軸のものさし」のあいだで。
分かりやすい目標が常にあった学生時代。


小さい頃から『夢中になると止まらない』性格だった私。

公園のお砂場で飽きることなく泥団子をつくり続け、日が暮れても、お友達がみんな帰ってもお構いなし。それでも遊び足らずに泣きながら帰宅するような子でした。

小学4年生のとき、仲の良かった女の子が中学受験すると聞いて、なんとなく自分も塾に通い始めました。

新しい友達ができて、授業も楽しかったのですが、そこは塾内テストの成績順で席が決まる世界。『頭いいことが良し』とされる価値観にがっつり触れることになります。

分かりやすい目標があると誰よりも頑張れる性格もあり、全国でも指折りの進学校に通うことになりました。

中高では圧倒的に賢い同級生に囲まれ、殆どが有名大学に進学する環境。受験というはっきりしたゴールに向けて、ここでも成績を伸ばしていき、最難関の国立大学に進学を決めました。

モンスターハンターというゲームに授業そっちのけでどハマりするなど何かに夢中になる』自分がいたこともありましたが、学歴や偏差値という『社会的なものさし』のなかで徐々に生きるようになっていきました。

勝ちたい奴以外は、辞めろ。
身も心もボロボロになるまで、走り続けた。


大学進学後は何か新しいチャレンジをしてみたくて、誘ってくれた先輩がめちゃくちゃカッコよかったアメフト部に入ります。部活は大変に厳しい環境で、勝利への強烈な執念のもと『チーム全員が勝利につながる行動を24時間積み重ねるべし』という絶対的な価値観がありました。

連日の激しい練習、深夜まで続く幹部ミーティング。『勝ちたい』という気持ちで始めたはずなのに、学年が上がるにつれて徐々に『勝たないといけない』というプレッシャーに変わっていきました。

ユニークな先輩や同期に囲まれ楽しく過ごすも、監督に怯え、怒られたくない気持ちがどんどん大きくなってしまう。そんな動機では選手として当然一流になることも出来ず、チームとしても最終学年でリーグ降格を喫する最悪の結果に・・・

関東1部リーグという舞台を後輩たちに残せなかった不甲斐なさ、激しい後悔、それでも変えられない現実。自分の全てを否定されてしまい、小さい頃の『夢中な自分』はもうそこにはいませんでした

何となくで入った大企業。会社のために働き続けるなかで、少しづつ大きくなっていく違和感。


部活を引退した頃にはすでに就活がスタートしていて、特に準備もしていなかった私はとりあえず大手企業を中心にエントリー。

何かやりたいことがあるわけでもなく、チームスポーツのように色んな人と共創できたらいいな・・・という理由で鉄道会社に入社しました。入ってみたら現場研修が楽しくて、40人いた同期のなかで唯一鉄道運転士まで経験させてもらったり、最初の3年は充実した会社生活を送りました。

『このまま定年まで働くんだろうな』と疑うことなく本社での仕事が始まると、徐々に違和感を覚えるようになります。鉄道を走らせ、まちをつくるという会社の使命には共感しつつも、組織に目を向けると内向きで部署の縦割りが強く、社内調整に奔走する毎日。仕事を楽しめないことを会社のせいにして、ストレスを暴飲暴食にぶつける日々・・・そんな悪循環が何年も続きました。

転職を考えようにも、現実から逃げるための手段でしかなかったので、どの会社を受ければいいのか、そもそも何の仕事をしたいのか全く分からない・・・結婚して家を購入し、子どもを授かるというライフステージの変化もあり、妻の反対もあって一歩踏み出せず、モヤモヤを抱えて時間だけが過ぎていきました。

全て「誰かのせい」にしていたと気づいてから、少しづつ自分の人生を歩き始めてみる。すると、いつの間にか仕事まで変わっていた。


特にきっかけがあったわけではなかったのですが、『あ、ぜんぶ会社や周りのせいにしていたな』と気づいた時がありました。そこから、少しづつ自分の人生を歩もうと行動をはじめます。

それまで会社の人としか交流がなかったところ、初めて社外のコミュニティに参加したり、筋トレにはまってボディメイクの大会に出てみたり。流れでパーソナルトレーナーの資格をとって副業をやってみて、初めて本業以外でお金を稼ぐ経験もしました。指導させていただいたクライアントさんから「本当にありがとう」と笑顔でお礼を言われ、対価としてお金までいただいて・・・仕事ってこんな楽しいんだな!ということを知りました。
そこから『みんなが自分らしく働くきっかけをつくりたい』という想いが芽生え、本業の会社でも手を挙げて人事に異動。現在は社内イベントの企画、オンライン社内メディアの運営などを通じて多様で魅力的な会社の『人や仕事』を伝えたり、新しい人材戦略を検討したりすることができるようになりました。

やりたいことが明確に分からなくても、何となく興味を持った領域に足を踏み入れてみて、そこで新しい学びや出会いがあるたびに、少しづつ『自分のエネルギーが湧き出る』条件が分かっていきました。

社会や他人のものさしじゃなく、自分らしさを発揮してイキイキと働くきっかけをつくりたい。少し息抜きしつつマイペースに挑戦したい。毎日家族で食卓を囲む時間は守りたい。自分だけじゃなく妻も納得した意思決定をしたい・・・こうした条件をパズルのように組み合わせていくと、やりたいことややるべき行動が見えていき、グッと生きやすくなっていく感覚がありました。

そもそも多様な価値観があって、間違いなんて一つもない。ポジウィルを通じて、私が伝えたいこと。


世の中には、ほんとうに多様な価値観があります。

「仕事なんだから、辛いことがあるのは当たり前でしょ」「望んでいない配属や上司だったとしても、そこで面白さを見つけることも仕事のうちでしょ」こんな価値観だって、世の中どこに行っても現役バリバリにあると思っています。

お伝えしたいことは、そういった価値観にもし違和感を感じたのなら、無理に合わせる必要は全くないということ。あなたにはあなたの価値観があり、それは誰からも否定されるものでもないし、誰かに合わせないといけないものでもありません。

そしてもう一つ大切なのが、あなたにはあなたの価値観があるのと同じく、他人には他人の価値観があるということ。そもそも多様な価値観があるので、どんな会社だって、仲の良い友達だって、家族だって、100パーセント共感することはないはずです。多少の生きづらさを感じるのは社会で生きる以上は、仕方のないことです。

だからこそ、自分の想いや価値観を知ることがとても大切だと思っています。大小問わず何かに迷った時の判断基準になったり、「この人はこう考えるんだな」と他者との違いが分かり、そもそも自分と合わない人を認識できたり。

きっと羅針盤のように、あなたの主体的な意思決定を支えてくれるでしょう。ポジウィルキャリアを通じて、自らの意思で理想の人生を歩んでいく、そんなお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

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最後に。キャリアにお悩みのある方はまずは、無料カウンセリングでお話ししませんか。

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