臨床第4相試験:日本におけるCOVID-19ワクチン接種の優先順位

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2020年12月18日、ファイザー社(NYSE:PFE)とBioNTech SE(Nasdaq: BNTX)は、COVID-19ワクチン(BNT162b2)の製造販売承認を日本の厚生労働省に申請した。日本政府は、日本国民へのCOVID-19ワクチン(BNT162b2)の接種に向けた準備を行っている。

2021年2月下旬から、ファイザー社(NYSE:PFE)とBioNTech SE(Nasdaq: BNTX)によって、開発されたCOVID-19ワクチンが、国立病院機構医療機関で働いている医療従事者(約1万人)へ先行接種される。そこで、COVID-19ワクチンの承認後の検証(第四相臨床試験)が行われる。

2021年3月中旬から、COVID-19ワクチンが医療従事者(約300万人)へ優先接種される。

2021年3月下旬から、COVID-19ワクチンが65歳以上の高齢者(約3000から4000万人)へ優先接種される。

2021年5月頃から、一般COVID-19ワクチン接種が、開始されるかもしれない。

日本政府は、Phase 4 clinical trialの結果を注視しなければならない。Phase 4 clinical trial(第四相臨床試験)の結果次第で、日本政府は、アストラゼネカ社などの他社のCOVID-19ワクチンの接種を即座に検討しなければならない。

-70℃の低温冷凍庫は、通常のコンセントでは使用できない。電気配線の工事、建物の総電力の問題を考えなければならない。担当者は、この点を熟知しているのであろうか。

がん治療専門ドクター/癌ゲノム医療/新興感染症           New Engl J Med. Published on January 2021. by 京都@Takuma H


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