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男性の育休、時短取得のすすめ

これは2021年情シスAdvent Calender #2の2日目の記事です
男性の育休、時短勤務について書いています。

概要


私事ですが、ありがたいことに2020年11月に第二子を授かりました。
その際、2ヶ月間の育休と10ヶ月の時短勤務を取らせていただきました。
世間的にはまだまだ男性の育休、時短勤務は当たり前ではなく、情報も多くはなかったので、今後取得を検討されている方のためにも感想や工夫になるような何かをまとめさせていただきました。


端的な結論

【育休、時短の感想】
・時短をとって良かった。できる事なら、男性も育休、時短を取るべき。
【育休のメリット】
・子育て、家事の大変さを改めて理解でき、妻の負担を下げる事ができる上に、子供との時間を堪能できる。
【時短メリット】
・妻の負担を減らしつつ、時間を作り出す事ができる。

それでは、以降で詳細を説明していきます。

育休・時短とは

初めに、予備知識となる「育休」「時短」について簡単に紹介いたします。
もっと詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。
知っている方は飛ばしてください!

育休とは、平成3年に制定された「育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」によって定められている休業のことで、原則1歳まで取得可能です。
休業中は給与の支給がないケースが多いですが、「育児休業給付金」の支給や社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)の免除などがあるため、収入が完全になくなるわけではないです。
※詳細は割愛させていただきます。

時短とは、制度として「育児時間」と「育児短時間勤務」の2種類があります。

「育児時間」は、「給与の控除がなく(給与が減らない)」「1日1時間or30分を2回」取得できる制度になります。
しかし、法的には「1歳未満の子どもを養育している女性の労働者」に利用が限定されています。
ただ、会社の就業規則に「女性の労働者」と明記していなければ、男性も利用することが可能なケースもあります。
※私はこれを取得していました。

「育児短時間勤務」は、「給与の控除があり(給与が減る)」「1日の所定労働時間が6時間」になる制度になります。
法的には「子どもが3歳になるまでの間で、社員が制度の利用を申し出る期間」に利用ができます。

多くの場合、制度利用者は「女性の親」で、1歳までは「育児時間」+「育児短時間勤務」の両方をとり、1歳を過ぎたら「育児短時間勤務」だけになる。そして、勤務が始まる前は子供を送り出す、勤務が終わったら子供のお迎えに行くための時間を確保するために利用されることが多いようです。

なぜ時短を取る選択をしたのか?

一番の理由はシンプルに「子育てって大変」だからです。
そして、それと同じくらい大きな理由として「時間(余裕)」を作るためです。

1人目の子を育てて感じたのは、「育児何これ?こんな大変なの」でした。
とにかくなにも勝手がわからず、夜泣きで寝れずとも家事や仕事はやらなくてはならず、心身ともに疲労している妻のケアも必須です。
不安を感じることが多く、24時間子供に振り回され大変だったことを忘れられません。
そして、2人目以降になると、[子供の人数 ≧ 親の人数]になるので、親はどちらも手が空かず、今まで以上に自分の時間は取れなくなり余裕もなくなります。
信じられない人は「育児 大変」などで調べてみてください。大変じゃない人はまじでラッキーですよw
そのため、家事や育児の負担を妻だけに負わせないために個人的には育休だけでなく時短もマストでした。

また、この「疲弊する」という課題、私は1人目が生まれたときに少しでも和らげるためにいろいろと試行錯誤しました。
時短レシピ、ずぼらレシピ、掃除の簡略化、ずぼら家事、子供を交代で見て自由時間を作る等々…
しかし、どんだけ効率化をしても「子供がいる」以上、できることには限界があり、自分の息抜き・自由に充てられる時間は限られていました。
そのため、「時短」の制度を、子供の送迎のためだけではなく、自分だけでなく妻も息抜きや自由に使える時間を作りつつ、子供との時間も減らさなくて済むように、男性の私も「時短勤務」をすることにしました。


時短のメリット

メリット①:時間を作り出せる
1番のメリットはやはり「時間を作り出せる」ことです。
子供が小さいときは何かと忙しく、家事を時短しても時間が限られてしまいます。
しかし、「時短勤務」にすることで業務時間を削る代わりに「自由な時間」を作り出せます。

自由な時間なので、何をしてもいいんです。子供のお迎えに交代で行って、片方が休んだり遊んだり溜まった家事をしてもいい。
はたまた二人でお迎えにいって、子供とゆっくり遊んでもいい。
たかだか1時間~1時間半くらいでしょ?と思うかもしれませんが、これがめちゃくちゃ貴重です。子育て世代は痛感していると思いますが、平日に何回か1時間自由時間あったらめちゃくちゃ幸せですよ(笑)

時短時と通常時の時間割比較表


メリット②:余裕が生まれる
子育て中はとにかく、子供に振り回され、時間に追われ、余裕を感じなくなることが多くあります。
原因の多くは、個人的には時間が無いためでした。
「寝不足」だったり、「勉強不足」、「ストレス解消不足」…etc.
そのため、時間を作ることでストレス解消だったり、寝不足解消をしてもいいですし、
料理のストックを作って後日を楽にするような工夫をすることで日々のイライラ対策に充てるのもありかと思います。
あと、エンジニアの方は日常的に勉強や自己研鑽している方が多いように感じています。
子供が生まれるとその時間確保が非常に難しくなるのですが、時短勤務をすることで時間確保ができ多少なりとも学習時間の確保が可能なのでおすすめです。

メリット③:大変さ、課題が見える
某偉人の言葉の「やってみせ、・・・」と同じですが、実際にやってみなければ人は動かず、わからないことや、見えてこないこともたくさんあります。
特に、育休を取った人は実感していると思いますが、実際にやってみると想像の何倍も大変だったなんてよくあることです。
そのため、「育休」だけでなく、「時短」もやってみてください。
勤務時間が短くなるだけでしょ?と思うなかれ。
他の従業員は働いているのに自分だけ先に帰ることの帰りにくさ、
私以外は働いているので、当然のように来る仕事の依頼、
残業ができず業務時間は短いのに減らない仕事、
仕事始める直前or終わった直後に子供の送迎をするため時間的な焦り…etc.

これらは体感してみるとけっこうきついと感じる人も多いかと思います。
メリット①の通り、交代で送迎などすれば自由時間が作れるのでだいぶ楽ですが、これを1人に任せていると考えるとぞっとするなと今は思うように私はなりました。
慣れてしまうことで楽になるのかもしれませんが、情シスの人は特にそれがよくないことというのを知っていると思います。
慣れて楽にするのではなく、そもそもの(家庭、職場、業務)課題を軽減し改善し、その負担自体を楽にする。
そういったきっかけにとなり、夫婦仲、家族仲が良くできるチャンスになるのではないかなと思っています。

育休・時短を取るための工夫

ざっと箇条書き程度ですが、やったことを書きだしてみました。
ご参考までに。

  • 業務の進め方を見直して、「自分しかできない」状態を極力なくす

  • やったことの手順は残す

  • 手順書のないようなタスクはメモを残す
    (Outlookの会議招集とかでも可)

  • 妊娠がわかった時からプロジェクトなど時期を調整する
    (例え育休を取らなくても)

  • 会社のイメージアップに繋がると訴えて制度を作る

  • 周りに取っている人がいなくても率先して取る

  • 在宅勤務社は家の近くに静かに働ける場所を探しておく
    (コワーキングとか)

  • 産前の余裕があるうちに、料理や家事を一通りこなせるようにしておく

  • いざという時に頼れる人を増やしておく
    (親、兄弟、友人、ベビーシッターなど)

最後に


男性の育休は少しずつ増えてきているようですが、「昇進できない」「仕事を手放せない」などなどの理由やそもそも会社が認めていないケースも有り、当たり前のように取れる雰囲気ではまだ無いように感じています。
時短になると、さらにモデルケースは少なく、所得も減るため取りたがらない人も多くいるかと思います。
夫婦の形はそれぞれなので、取る必要がないと感じている人は無理に取る必要はないです。
ただ、上述のように、時間が欲しかったり、余裕がほしいとき、大切なご家族が大変な思いをしてしまっていたら、
「育休」や「時短勤務」も選択肢として考えてみてください。
そういった選択を取ることで、生活の質が上がったり、副業(パラレルキャリア)に繋がるなんていうケースもあります。
自分の選択肢を、視野を狭めずに、よりよい仕事や生活ができるように試行錯誤してみてください。

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