夜景[番外編] オールドレンズで夜遊び
今回のお写んぽルートは、鹿児島市内・甲突川沿いの遊歩道です。
上流側の平田橋手前から、南州橋のたもとまでを往復します。
石畳が敷かれた川岸の道は、晴れた日に歩くととても気持ちがよく、サギもよく見かけます。
ただ、雨が降って川の水嵩が増すとすぐに水中に没し、翌日はぬかるみで靴が大変なことになります。
撮影に出かけた日は、ヤフオクで落札した鉄板オールドレンズ
[ASAHI PENTAX Super Takumar 55mm F2]が届いた夕方、早速試し撮りがしたくて出かけたので、夜のお写ん歩と相成りました。
ところでF値は最も有名な1.8の間違いかというとそうではなく、レンズ内部にピント面を補助?する絞り環が設けられていて、あえて絞り開放にならないようになっているという変則バージョンとのことでした。
アトムレンズではない初期型であることを優先して探していたのですが、まあ絞りの0.2くらいどうってことないはずだし、不満が出てきたら50mm/f1.4を探して買えばいいやという考えです。
M42マウントアダプターは、URTHというメーカーの安いやつをamazonで買いました。特に何も問題は感じないです。
それでは、ひあうぃご〜
Z5 / 1/320秒 / F2 / -0.3EV / ISO800 / 55mm / ピクチャーコントロール[Auto] / WB[雰囲気オート]
慣れてないので、うっかりするとすぐ白飛びします。
Z5 / 1/5秒 / F2 / -0.3EV / ISO400 / 55mm / ピクチャーコントロール[Auto] / WB[雰囲気オート]
初めてのマニュアルフォーカスリング。
走り去る車のテールライトを追おうとカメラを構える。
しかし、間に合わない。
そこで気づいてしまったのです。
ピント合わなくてもシャッター切れるじゃん、と。
以下、せっせと玉ボケ作りにいそしむ道中となりました。
もう悪ふざけです。
手前で街灯が光っているのが平田橋、奥に青くライトアップされた西田橋が見えます。(私には見えてます)
川の水面に反射したマンションの明かり。だったはず。
Z5 / 1/8秒 / F2 / -0.3EV / ISO800 / 55mm / ピクチャーコントロール[Auto] / WB[雰囲気オート]
西田橋 〜真面目に撮影Ver.
それが、こう。
ファインダーの中にイルミネーションをこさえるみたいで楽しいです。
(「こさえる」って婆ちゃんがよく言ってたなあ)
無限遠より少し手前でピントが合う感じでした。
開放で撮っているし、描写は甘いですね( 当 た り 前 )
Z5 / 1/2.5秒 / F2 / -0.3EV / ISO320 / 55mm / ピクチャーコントロール[Auto] / WB[雰囲気オート]
青い光っていいですよね。沈静効果があって、犯罪抑止に効果的らしいです。
高見橋が見えてきました。
川の反射を多めに入れて。
ちなみに大久保利通センセーの銅像もこの近くです。
開放ではボケ玉はレモン形状ですね。
現代レンズでシャープに撮ること(加えて腕のあるカメラマンが撮影すること)でも、この辺りの景色は美しく撮れるのではないでしょうか。
南州橋が見えてきました。車は通れない、歩行者専用の橋です。
対岸に維新ふるさと館が現れました。
水嵩が引いて川底が出ていますね。
という訳で南州橋に着いて終わりです。
明るい単焦点があれば夜道も楽しい。
車の強烈なライトを受けた時、右上にキラキラッと十字の星が出たのがなんだか面白くて一人で笑ってしまいました。
スターを取ったマリオがノコノコを粉砕していく的な。
ところでこういった投稿って、続く人は何をモチベーションにしているんだろう?
という訳で、リハビリのつもりでお気楽な投稿でした。
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