京都文化と星野佳路、西野亮廣の意外な共通点

これからはインバウンド需要だぁー!!
ってつい最近まで思ってましたよね。
日本の人口がどんどん減っていくんだから当たり前の発想だよね?
と、どこの企業もこぞって日本人より外国人と舵を切りました。

しかし、未曾有の新型コロナウイルスで市場は大パニック。

特にインバウンド需要を見込んでいた業界はみなさんもご存知の通り。

しかし、星野リゾートの代表である星野佳路氏は「国内需要の重要性」を説いている。
さらに、県をまたがない「マイクロツーリズム」を提唱し始めた。
つまり、ホテルや旅館がある県内の狭い範囲の経済圏を大切にしようと言うことだ。

次にキングコングの西野亮廣氏。
オンラインサロンでは日本一のメンバー数を誇っている。 メンバー数も4万人を超える勢いだ。
この中で鍵付きのSNSやブログでサロンメンバーしか見れない情報を提供している。
4万にもいればこれは既に街である。
メンバー通しでイベントをやり、仕事もメンバー通しの中だけで行う。
つまりメンバー内だけで経済が出来上がってしまう。
西野亮廣氏がよく言ってる事だが、「全然知らない人に仕事を頼むより知ってる人に仕事を頼みたい」。
それは、一から信頼関係を気づかなくても良いからだ。

そして、京都文化?の一つである「一見さんお断り
これは、馴染み客の紹介が無ければ店に入れてもらえない。
つまり、信頼のある馴染み客を通して新たな客を信頼して受け入れるなのだ。
馴染み客も自分も信頼を失えばその店に入れなくなる為、安易に知り合いを呼べない訳だ。
こいつだったら俺の信頼を喪失させることはないだろうと言う人間しか連れていくことはない。
かなり近しい関係のみだということがわかる。
そして、ここでもやはり信頼が関わってくる。

ここ数年は、グローバルよりも少し鎖国的な需要に目を向けるのが吉である。

キーワードとしては、「常連」、「家族」「親友」「カップル」などであろう。

私は商売柄、常に「常連」と「家族」は意識してきた。

特に、顧客の家族を紹介頂いた時は方向性が間違ってなかったと確信する。

大事な家族を紹介されるという事はそれだけ信頼された証だからだ。

これからは「スナック型」が流行ると言われていたがまさにその通りだ。

狭い経済圏を意識して運営していければ食いっぱぐれはない。

withコロナ、不況が続くここ数年は、この考えが鉄板だろう。

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