フィットネスクラブの売上を簡単に上げる方法

フィットネスクラブの本業は、サブスクによって施設のサービスを提供することである。
しかし、会員費と言うサブスクだけでは無く、それ以外にも少しでも財布の紐を緩めようとフィットネスクラブ側も努力している。
今回、新型コロナによりオンラインフィットネスクラブが一気に推し進められた。
おうちでフィットネスと言えばだいたいの人には伝わる事だろう。
しかし、フィットネスクラブは高齢者の方も多い。
アプリのダウンロード率はおおよそ60%。
おそらく、残りの40%はほとんどが高齢者と思われる。

それは何故か?
QRコードを読み取りそこに表示されたアドレスをタップしてYouTubeに繋がる経緯はなかなか高齢者には理解が難しい。
しかもWiFiって何?ギガって何?という所から始めないのといけないので受け入れるまでは時間が必要だろう。
いや、その前に諦めている。

画面が小さくて見づらいと言う高齢者はテレビにリンク出来ることは知らないし、知ったとしても面倒臭いなどと数え切れないほどの壁がそこにはある。
いや、もはや壁ではなく越えられない山がそこにはある。

だいぶ、ネット配信をしているフィットネスクラブも増えたが、実は高齢者向けには作らてはいない。
あくまでも普通にスマホを使いこなせる世代にのみ向けた配信だ。               高齢者会員が多いのにも関わらずだ。


フィットネスクラブに通う高齢者はデイサービスが嫌いだ。
なぜなら、自分が高齢者である事を認めたくないのだ。

それではこの取り漏れた需要はどうするのか。
それが、「DVD」に焼いて販売すると言うものだ。
本来、無料でネット配信されているものでも、高齢者にはネット配信までのアクセスは世界一高い山のエベレストに登るようなものなので、興味があれば本来無料であるはずのものをお金を出してでも手に入れたいと言う欲求はあるのだ。
QRコードでネット配信、DVDで有料販売はセットで行った方が良い。
ネット配信がこれからますます当たり前になって行く世の中で敢えてDVD需要に逆張りするのだ。

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