見出し画像

雑感

監視を免れた後の無秩序に、また監視が降りかるのおもろいな。見られてる感を消しつつ監視するって上手いな。人間の煩わしい性質を封じつつ管理するのすごいな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヒトは人の目があると行動が変わる。そして、他人の目から受ける制約に耐えられず独立を求める。

理想が細分化しすぎ、個人という取り留めもないものが世に溢れる。

この大量の粉のような存在を、受け入れる器が必要になった。個性を求めるものが集まり有象無象となった。

全員が直接データとして管理され、個々が、理想を追う幻想の中に閉じ込められる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

踊らされた者が後から何かを悟る構図が美談となる。

人は一本道で生きていて、寄り道して戻ってくる。

この寄り道によって個性が定義されるようだ。

その寄り道で、足りないパーツを回収してくる。

時に足りないものが動力となり、夢の中を走らせる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一昨日、『モラルの心理学』の7章を読んだ。

進化心理学の章だった。

チンパンジーとヒトの、利他性の違いについて書かれていた。両者の違いを生むのは、1言で言えば、可能性への想像力だと読み取った。

今日はそんな本や精神発達の本を読んで連想したことを書いた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?