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小説を15本書いて映画を20回以上観た(2023年の記事まとめ)


こんにちは。とらつぐみです。何かとバタバタしてるうちにあっという間に年末が迫ってきましたね。

とらつぐみの2023年は色々ありすぎて年の前半のことはほぼ忘れている(え?)という感じですがみなさんの一年はどうでしたか?

来週末はもう大晦日なので今年の更新はこれが最後ということで、今回は2023年の記事まとめです。

今年書いた記事は、小説が15本(短編12本、連作3本)、本と映画の感想が7本、エッセイとその他虚無が20本です。その中から個人的に気に入っているものをピックアップしてまとめています。


今回まとめた記事のカバー画像たち。せっかく作ったのにバナーだと端が切れちゃいました。


今年書いた小説


「先生」からの手紙(1/23公開)

とらつぐみは実は教員免許を持っていますが、教育実習先の学校の職員室に、先生用のレターボックス(ホームルームで配るプリントや掲示物が入れられる)なるものがありました。

ここに人知れず不思議な手紙が入ってたら……?しかも職員室なのに差出人が「先生」という、誰だかわからないものだったら……?という発想から書いた小説です。


連作小説⑤:真夏に笑う猫(7/20公開)

「怪異」をテーマにした連作小説の5作目、今年の夏があまりに暑くてイライラしていて、「こんな中昼間仕事で外行けとか言われたら頭がどうにかなっちまうな」と思い、生まれた作品です。

連作小説をはじめから読みたい人はこちら(マガジンにまとめています)


醤油ラーメン、時々チドリ。(10/9公開)

定期的に野鳥の話がしたくなるので(?)、秋冬にたくさん浜辺で見られるチドリをテーマに書いた作品です。

ラーメンを食べに行く話にしたのは、つい最近まで暑かったのに急に寒くなったことにキレながら仕事終わりに食べたラーメンがめちゃ美味かったからです。

そう考えると気温への怒りが創作のネタを生んでると言っても嘘ではないな……


ベニクラゲの少年(11/28公開)

この作品を書く2週間ほど前から、「人外と人間の恋愛またはブロマンスが書きたいな」とぼんやり考えていて、プロットをずっと温めていました。

そんなとき「そういやベニクラゲには『若返り』っていう特徴があるな」と思い出し、『ベニクラゲみたいに若返りができる妖怪』をテーマに書きました。書き上げてみるとブロマンスですらないかもしれないのはいつものこと……


今年書いたエッセイ・虚無


「鳥」の薄〜い話を100個書く・『鳥百物語』(8/3公開)

鳥について語るエッセイはこれで3本目です。

内容が薄くてもいいからとにかく鳥の話をたくさんしたい、ということで「鳥の話を100個書こう」と決めたのですが書き始めてめちゃくちゃ後悔しました。全然書き終わらねぇ……最終的に8000字以上書きました。

身近な鳥から架空の鳥の話まで幅広く書いているので、鳥について全然詳しくないし難しい話はな……という方にも読んでいただけると思います。


ラーメンは「おかず」なのだろうか?(2/11公開)


職場の人と「ラーメンにライスをつけるかどうか」という話で盛り上がった次の日にノリで書いたエッセイです(?)

他のエッセイと比べてもいいね数が多かったので(今年公開記事の中で2番目に多い)みんな食べ物の話好きなんだな……と思いました。

ちなみに最近の弁当はおにぎり+おかずの構成が多いのでますます三角食べから遠ざかってる気がします。美味しく食べられたら何でもええねん……


「ない」街の散歩ブログ:海のある街、鈴凪駅周辺を歩く(3/12公開)


色々な場所で撮影した街の写真を組み合わせて「存在しない街」を作り、その街を散歩したブログを書くという謎の記事(第二弾)です。

第一弾の記事を書き始めてから、道端でベコベコになった三角コーンやポールを見るとつい写真を撮ってしまうという習慣がついてしまいました。

第二弾に出てくる可哀想な三角コーン以上に可哀想なのをいまだに見つけられてませんが……

この三角コーンを枝に突き刺した人は、三角コーンに親でも殺されたのか?



「ない」ラジオ:『朔と苺の人間嫌いと人見知り』①(6/15公開)


もともとは「存在しない芸能人のプロフィールを作ってWikipedia風の記事にしよう」と考えていましたが、折角作った存在しない芸能人なので喋らせよう(?)と思いつき、「空想ラジオ」という形にしました。

この二人、どの小説のキャラよりも何故かめちゃくちゃ喋らせやすいので、勢いでその②も書いてしまいました。

②はこちら



今年書いた映画の感想


この記事を書いている12/24現在で、2023年に劇場に映画を観に行った回数は23回、観た作品数としては11作品(複数回観た作品がある(後述))でした。

何度も観たくなったり、感想を語りたくなる面白い映画がたくさん公開されていたので、映画の感想もたくさん書きました。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を3回観た(初見〜3周目の感想)(6/6公開)



いきなり同じ映画を3回も観てる(この記事の公開後もう一度観たので正確には4回)。最初に観たときはしばらく呆然としていて、いたたまれず2日後にまた観る、という経験は人生で初めてでした。

それくらい、劇場の大きなスクリーンで観た圧倒的な「美」にはインパクトがありました。鑑賞後「感想を語りたいが何を書けばいいかわからない」という状態を経て、3回目にやっと感想を書くことができました。

思えばこの映画を何度も観たせいでタガが外れてしまった感がありますね。


心の声に忠実な感想『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』(ネタバレ有)(11/11公開)


こちらの映画も「感想を語りたくて仕方がない」という気持ちになった映画です。ひたすら自分の心の声を垂れ流している感想文になってしまった……

すみっコぐらしの映画は3作品ありますが、どれもしっかり観応えがあり、すみっコの優しさや温かさが心に染みるいい映画ばかりですね……


この沼は深い:映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の感想(ネタバレあり)(11/20公開)


映画館に行った23回のうち9回がこの映画を観るためです。まさかそんなに観に行くとは思わなかった……

ちなみにこの感想ブログ、閲覧数・いいね数共ダントツで今年1番(総アクセス数の6割がこの記事!)でした。公開後すぐから見たことない勢いで閲覧され、note公式Twitterにもピックアップいただきました。あんなオタクの呻き声みたいな感想文なのに………

ゲゲ謎を観てからの記憶はすでに曖昧なのですが(?)、映画鑑賞後溢れて止まらない感想をなんとか書き留めることで心を鎮めようと思って書き始めた記憶があります。観るたびに新たな発見があるので追記に追記を重ね、公開当時6000字くらいだった感想も今や1万字近くなりました(書きすぎ)。

ゲゲ謎で私生活が狂ってしまったオタクの日記はこちら



今年の記事のふりかえり、いかがだったでしょうか。
まだ年が変わるまで1週間あるのでもう一回くらい映画館行くかもしれない。誰か止めてくれ……

それでは皆さま、よいお年を。
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来年の目標は「ブログの更新遅れない」「ちゃんと風呂に入ってから寝る」「くたばらない」です(とらつぐみ・鵺)