Blenderでカメラが特定のオブジェクトや位置を捉え続ける設定【トラック】
僕の場合、たまに使う感じなので久しぶりにやろうとすると毎回忘れてしまうのでメモ。
こんな感じで複数の向きの写真を撮ろうとしたときに、カットごとに毎回カメラのXY軸と回転の軸を調整するのはとても面倒ですが、カメラに一つ設定を加えることで、カメラの位置を移動させても、簡単にオブジェクトをカメラが中心に捉えたままにすることができます。
まずはカメラが追いかけるターゲットになるオブジェクトを追加します。
カメラには映らないエンプティのものが良いと思います。
今回は「十字」を追加しました。
そうすると中心点に十字が出てくるのでカメラが中心に捉えたい場所に持ってきます。(今回はアバターの顔のあたりに設置します)
次はカメラを選択し、「オブジェクトコンストレイント」プロパティから「トラック」を選択し追加します。
トラックのターゲットの中に、先ほど追加した十字のオブジェクトを指定します。(名前を変更していなければエンプティという名称かと思います)
正しく設定できていればカメラが位置を変えても十字オブジェクトを中心に捉えるように向きを調整してくれます。
ちなみに十字オブジェクトを動かしてもカメラはちゃんと追いかけてくれます。
写真の撮影以外にも動画の撮影のカメラワークとしても利用できますので、ぜひご活用ください。
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