皆さん、Bom dia!

昨日の続きです。

あれから1週間が経った土曜日。

試合終わり、監督にもう一度話す機会をもらいました。

僕は第一声に「このクラブを離れることに決めました。」

すると監督は、『1度止めたけど、2回目は止めないよ。タクムがやめたいと思うなら良いよ。』と認めてくれました。

『まぁこれだけは伝える。タクムの笑顔は皆んな大好きやったよ。誰もタクムのこと嫌いだった選手は居ないと思う。』

…。

直ぐに色んな手続きをしないといけないので、マネージャーにも伝え、書類の準備を進めていってもらっています。

ここからは率直な気持ちを書きます。

随分前からたくさん悩んでいました。

僕はたくさんの人に応援してもらってプレー出来ています。

海外へチャレンジすると決めた時、たくさんの人が背中を押してくれたことも、大怪我を負ってそれでも支えてくれた人たちがたくさん側に居てくれたことも…

そういった応援してくれている方々を裏切ることになるんじゃないかと。

僕は今まで、どんなことがあってもサッカーに対して逃げずに頑張ってきました。いや、頑張ってこられました。

そこには、いつも支えてくれる方々、仲間が居たからです。

しかし、今回は逃げているのかもしれません。そんな風にさえ自分を苦しめていました。

後付けで、“逃げではない、逃げではない”と自分に言い聞かせ、言い訳を作ろうとしている自分にさえ嫌気がさす日々。

『タクム、サッカーが楽しくなさそう…』

そんな風に言われたのはサッカー人生初めてかもしれません。

どんなに苦しい状況でも、常に前を向いて取り組んできたし、自分のやるべきことに全力で取り組んできました。

今もそこは変わりません。

ただ、大好きなサッカーが自分の心から離れていきそうな、そんな胸が締め付けられる想いになってしまっていました。

それだけが許せなくて、それが一番苦しくて…

2023年から結果も残せていないし、次の保証があるわけでもありません。

ここで契約を切ってまで、やることか？とたくさん自問自答してきました。

「逃げ」と思われても構いません。

周りから見たら逃げなのかもしれないから。

ただ僕自身一つの考えに辿り着きました。

この逃げを正解にするのは、これからの自分の生き方で変わってくるな、と。

来シーズンに向けて、やれる準備をする。

そしてその先で、しっかり結果を残す。

「あーあの時、色んな経験をして、この決断をしてここまで来れたんや！」って思える未来にするために。

そんな次のステージにしていく準備をこれからしていきます！

そう決心しました。

アジアの移籍ウィンドーは夏前に開いてきます。

後悔ない人生を送るために、これからも自分でやれることをしっかりやっていきます。

僕の2023-2024シーズンは長く苦しく嬉しく、たくさんの出会いに溢れたものとなりました。

2023-2024シーズンはこれで終わります。

いつもどんな状況でも応援してくれている皆様、本当にありがとうございます！

まだまだ走り続けます！

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではこの辺りで！VAMOS!!!!!

たくむ

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