スキマ時間 ~50代からのプログラマー~

スキマ時間でプログラミング学習

4月からYouTubeでプログラミングの学習をしている。
HTML、CSS、Javascript が中心だ。
いつも出勤前の朝時間に学習している。
最近は、帰宅して夕食までのスキマ時間も使っている。
お風呂が沸くまでのスキマ時間も利用している。
日常には、意外とスキマ時間が存在する。

朝の学習も楽しいが、このスキマ時間の学習も結構楽しめる。
具体的には、過去に学習したコードの再利用だ。
自分なりにアレンジする。
ただ意図的に色や大きさ、レイアウトを変えるだけでない。
時にはVScodeが勝手に予測した知らないメソッドやプロパティを選択して冒険してみる。
こんなことをやっていると、いつしか元に戻れなくなっている。
こういう子供のいたずら的な学習は、スキマ時間のほうが気軽に楽しめる。

10,000時間 = その道のプロになるために要する時間

よく耳にする数字だ。
自分の民間時代の経験で確認してみる。
主に建築の設計とCM(発注者支援)とコストコントロールの3つの資格で21年間生計を立ててきた。
10,000時間/(11時間労働×週6日勤務×50週)= 3.03 ≒ 約3年
設計のプロになるため3年
CMのプロになるために3年
コストのプロになるために3年
と、それぞれ3年と考えれば、まったく的外れな数字ではなさそうだ。
事実、私以外の優秀な人間は、どこの部署であれ4年目ぐらいから自分でどんどん仕事をこなしていった。

残業の何がストレス?

11時間労働×週6日勤務×50週。
毎日3時間以上の残業&毎週土曜出社。
公務員にしてみれば、地獄のような勤務だ。
しかし建築設計事務所の場合は、そうとは限らない。
そもそも設計が好きな人間だ。
やらされる残業や同調圧力による残業は、1時間でもストレスだ。
しかし自分から進んでやりたい残業は、できないほうがストレスだ。
土日にやりたい仕事を、月曜日まで我慢させられるのは、拷問だ。
残業のストレスは、残業時間に比例するとは限らない。
そういう人間が多かった。
当時の私の周りには。

私が社会人デビューした年は、すでにバブルが崩壊していた。
しかし、残業するなとは言われなかった。
残業代もすべて出してくれた。
だから早くに建築で一人前になることができた。
私を育ててくれた前の会社(設計事務所)には、感謝しかない。
やめちゃったけど。

達成率=プロにどれだけ近づいた?

話をプログラミングに戻そう。
朝学習45分 + 夕食前スキマ時間15分 = 1時間/日
1時間×365日×10年(50代)= 3,650日
10,000時間には、遠く及ばない。
プロになる気は、もともとない。
でもプロレベルに近づけたらいいなーと思う。
近づき率(=達成率)は、36.5%だ。
もし’スキマ時間を1日15分追加したら、達成率は
1.25×356日×10年=45.6%。 さらに15分追加したら
1.50×365日×10年=54.7%
ん~。スキマ時間。侮ることなかれ。

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