人間力〜第1章 働き方①〜

金のために働く時代の終わり・・・

食っていくために働かなきゃいけない・・・ほんの数年前までこれが世の中の常識だった。
会社に対して捧げる時間が成果や結果と結びつき、言ってしまえば残業ばかりしていればある程度評価の対象となれたし、『やっている感』もちゃんと出せた。
金がほしければ労働時間を増やすことで成果がなくとも給与を増やす事ができた。
しかし働き方改革とコロナウイルスがこの常識を根こそぎぶっ壊した。

僕は要領がいい。
だから働く時間=努力しているだった時は寝る間も惜しんで働いた。
嫌いな先輩とも飲みに行ったし、後輩達を引き連れて飲み歩いた時期もあった。
今はその全てをやめている。
コミュニケーションを取らないわけではない。
単純に仕事や仕事に関わる人に使用する時間を最低限にしているだけだ。
これが誰にとっても生産性が高い。
喫煙所文化なんてのもあったな・・・仕事の出来る先輩がヘビースモーカーだから喫煙しないのに喫煙所で話をするってやつ。
当時はその人と関わる時間を作れるコスパの高い手法だったが、今は喫煙所すらない企業が大半でなんなら喫煙者に対しては白い目がむけられている。
#高額納税者 #残念な人達
僕らは90歳を余裕で超える寿命を手にした上で好きなことに時間を使える権利を持ち、過度な労働をする必要もなく、あらゆる物の価格が低下しているため収入が少なかろうと人並みの生活ができる社会システムの中で生きている。
僕には妻と子供2人がいる。
古臭い考えを抱えていたら今頃不安でしょうがなかったと思う。
ありがたいことに僕の周りには事前にそういう時代が来ることを教えてくれる人や本があったのでしっかりとマインドをつくり、時間で稼ぐフェイズから移行していたので、大きな怪我はしなくて済んだ。
でも残念なことに大半の人はコレを突然きた緊急事態と勘違いしている。
『早く抜け出せ!』
時代は進む・・・これからさらにフェイズは移行していく。
オンラインの世界がくるんじゃない、オンラインにはもうなっているんだ。
これからはオフラインでの行動が試される時代がくる・・・そして大きく二極化した社会がやってくる。
貧乏と金持ちなんて甘い格差じゃない。
何もしない者と何でもできる者の時代・・・
仕事してやっている時代なんてもうすぐ終わるんだ。
これからは仕事をやる事自体も選択肢となる。
ベーシックインカムが導入されるのはまだまだ先のことだけど、5Gが世界で支流になれば情報の価値が下落し、体験や経験・行動の価値が一気に跳ね上がる。
つまり仕事をすることがステータスとなるのだ。
これは世紀末の漫画みたいにボロを着たホームレスが増えるって言っているんじゃない。
普通に服をきて、外食もするし、家も建ているけど、毎日ゲームで遊んでゴロゴロしているってことが成り立つってこと。
働き方改革のゴールは働くことと働かないことを選択することだと思っている。
こんなことを言うとAIが何でもやってくれる時代なんてまだまだだから、働かなくてよくなるわけないっていう人がいると思う。
AIが変わるのは中間管理職だから会社は社長と従業員・作業者だけになる。
作業も機械でほとんどやってしまうからオペレーションと保守する人がいれば十分足りる。
俺の仕事は手作業でロボットや機械にはできない仕事だから大丈夫なんて思っているとその仕事自体がコスパが悪いと判断され無くなる可能性が高い。

だから自分の価値を見つめ直す必要があるんだ。


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