30代付近になると危険行為をすべし

おまんじゅうクライシスの話だ。
何を言ってるか分からないと思うので分かるように伝えたい。

27歳でロックスターは死んでしまうという言い伝えがある。カード・コバーンやジミヘン、ジャニス・ジョプリンなんかが当てはまって消えていった。

若くもなく年をとってもいない絶妙な年齢。心が揺れ動くタイミングなのだろう。

しかしコレってほとんどの20代後半のひとが陥る病なのだ。

人生の停滞感、よく分からない不安がこの年代に襲いかかる。この魔物の名を「クォーターライフクライシス」と呼び、さらに上の年齢だと「ミッドライフクライシス」と進化を遂げていく。

人間、若い頃は「将来俺は〇〇になるんだ!」と野望を燃やす。そして27才はその『将来』が何となく訪れた年齢なのだ。

「〇〇になりたい」と思っていたが、実際の人生はそんなに華々しいものではなく、そのギャップから幸福感が消え失せてしまう。

僕のnoteを読んでくれているひとはちょうど20代後半から30代のひとが多い。まさにクォーターライフクライシス真っ只中だ。

そしてもう秋がやってきた。
この寒冷と理想と現実のギャップに幸福感がやられてしまいそうになっているひともいると思う。

ただ、「ほとんどのひとが陥る病なのだ」と考えると孤独感ぐらいは和らがないか。一人じゃないというだけで悲惨さは軽減されるんじゃないだろうか。

油断すると自分もミッドライフクライシスになってしまいそうになる。

秋なので仕方ない。秋は日照の関係からどうしてもセロトニンが不足する。
僕も毎年、秋になると自殺したくなるので、予防のためにやっていることがある。何度も乗り越えてきた手法なので紹介したい。

それが「まぁまぁ危険なことをする」だ。この「まぁまぁ」が大切である。

人生、スリルほど適量を誤ってはいけないものはない。急性スリル中毒であっさり死んでしまうからだ。たぶんロックスターたちが逝ったのはそれだ。

『シャブを打ちまくる』や『ショットガンを手が届く範囲に置く』などはやりすぎということになる。そのまま人生から退場してしまう可能性が高い。よくいる「ストレスで痴漢をしました」というのも社会に害をなすので良くない。

まぁこれらはスリルデトックスが狂った連中なのかもしれない。スリル欲を溜め込んだ年頃の男たちはターンオーバーがおかしくなってヤバくなり、社会から退場していく。

経験上、「知らない誰かと殴り合う」のは良い。
なるべくリングの中でルール有りで、拳を保護しながら時間を決めて。

「外国に行きだす」とかも捨てたものではないし、「怖そうな店で飲む」とかも意外とちょうどいい。「知らない仕事を始める」も悪くない。ホラー映画もフィクションとは言え、脳に良い効果があるらしい。

反対に『スリル不足』で年を重ねていくのも良くない。なんというか「おまんじゅう」になってしまう。

たとえば滝沢秀明さんは「火山を探検する」というけっこうギリギリなことをしている。
岡田准一さんはブラジリアン柔術の大会で世界ランカーになったりしている。

この【滝沢秀明,岡田准一】という組と同世代のスターである【堂本剛,櫻井翔】という組の面構えを見比べると面白い。

この4名は同年代の40代前半世代だ。

後者の方々が悪いとか嫌いとかではないのだが、前者の組と比較すると「おまんじゅう感」を感じないだろうか。好き嫌いではく、あくまでどちらが「おまんじゅう」なのかという話に過ぎない。

このテレビスターたちは僕が小学生の頃から活躍していたトップランナーだ。むかしはそんなに差を感じなかったのだが、40代になるとやたらと感じる。

いろんな要因があるのだけど火山を探検しとくと「火山を探検しているひとっぽい顔」になるのは間違いなさそうである。

今年の秋もおまんじゅうクライシスをタフにくぐり抜けていきたい。

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