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11/26 「Yes,and」演劇ワークショップ振り返り

11月26日に演劇ワークショップを開催しました。自分の備忘録として内容を振り返っておこうと思います。
今回は千川にある就労継続支援B型事業所BASE CAMPをお借りしました。BASE CAMPはとても素敵な空間でクリエイティブな空気に満ちています。また場所をお借りしたいなあと思っていますし、ベーキャンのイベントにも行きたい!

今回は8名の参加でした。結果的に一番やりやすい人数になったと思います。前回が15人で2時間のワークショップだったのですがやはり慌ただしい感じだったので、今回の8人で3時間は余裕があってよかったです。募集人数の上限を15人としていたんですが、次回からは10人にしようかなと思ってい
ます。
過去に参加してくれた方と初参加の方がちょうど半々で、それもいいバランスでした。僕のことをまったく知らないところから勇気をだして参加してくれた方もいて、とても嬉しかったです。とにかく全体的にポジティブで笑いに溢れたとても良いワークショップになりました。

●トレーニング内容

1,ナンバーライン
2,たけのこニョッキ
3,ポイホイ
4,トークチェンジャー
5,イエスアンド
6,ジブリッシュ
7,ねえ、なに、ねえ、いいよ

3時間なので3ブロックに分けて、ウォーミングアップ、基礎トレーニング、応用トレーニングと進んでいきました。
今回の反省点として、前半のウォーミングアップをたっぷりとってしまったのでもうすこし減らしていこうと思いました。僕のトレーニングは感覚的な部分が多いので慎重になっちゃうんですよね……土台をしっかり伝えようとしすぎて前半が伸び、後半の応用トレーニングの時間が少なくなっちゃう。みなさんの感想を聞いてみると最後の方のトレーニングをもっとやりたかったように感じたので、次回は前半を少し削っていこうと思います。

毎回感じるんですが、参加者のみなさんの順応性というか積極性が僕の想像を超えてくるんですよね。おそらく人生で体験したことのないトレーニングだと思うのでもっと戸惑うはずなんですけど、臆することなくチャレンジしてくれてとても嬉しかったです。というか僕の想定をやはりもう少し変えていかなきゃいけないなと思っています。もっと進められるなこれは。

あと3時間でのワークショップが初めてだったので皆さんの疲労度がわからず確認しながら進めました。終わった後に聞いてみたところ、このくらいなら問題ないという感じだったので、やっぱりもうちょっと急角度で進めてもいいのかも。

会話に変化を加えていくトークチェンジャーというゲームではとても良い「Yes,and」が見られました。誰かが勇気をだして起こした変化を周りが否定することなく受け入れそこにどんどん参加していく。そしてルールに縛られることなく自分が感じたとおりに表現してくれていました。素晴らしかったなあ。

最後にやった「ねえ、なに、ねえ、いいよ」は応用トレーニング。ルールがほとんど無いなかで自分たちが感じたことを信じてそれを表現していく。とても曖昧で不安定な状態であっても、それまでのトレーニングを積み重ねていれば安心感をもって勇気を出していけます。今日初めて会った人たちがお互いに「Yes,and」しながらシーンを作っていく様子は感動的でした。
僕は講師という立場なのに「みせてくれてありがとう!」と感謝を伝えたい気持ちになりました。

●今後について

今年のワークショップはこれで終わりになります。今回初めて有料でのワークショップにしたんですが、3時間で3000円はちょうどいい値段設定だったんじゃないかなと思っています。こういった形がないものに値段をつけるのって難しいですよね……今回は設定しなかったんですが、お若い方にもぜひ参加してもらいたいので、学割とかそういったことを考えていってもいいのかも。

そして、書いておいたほうが実現しそうなので書いておきますが、来年は定期開催できるようになりたい!
参加者の方が集まってくれないと定期開催は難しいので、もっとこのワークショップを知ってくれる方が増えるようにいろいろ考えていきたいと思います。とはいえ僕は宣伝とか企画的な素養がまったくないんですよね……それが僕の弱点です。なんどか開催してみて、多くの人の助けになるトレーニングであると確信しているんですが、内容の説明がとても難しいのです。いちど参加してもらえたらわかってもらえるんですが、そこまでが難しい。

ちょっと愚痴っぽくなってきたのでこの辺にしますが、とにかく来年はもっと数多く開催していけるようにがんばります!」

ご参加いただいた皆様!本当にありがとうございました!

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