見出し画像

『BLACKBIRD』と共にする日常




3月15日。


私の大好きな『銀杏BOYZ』のアコースティックライブに参戦。


度重なるチケット先行に落ちまくり、いけないと落胆していたら
友人がチケットを譲ってくれるとのことで奇跡の参加。

これは現実なのだろうか?とふわふわな気持ちの中でライブ会場へ向かった。

会場は山形の昭和セッション。

古くから山形の音楽シーンを支える伝説的ライブハウスと言っても過言では無い。

高鳴る胸と同時に落ち着け俺と冷静になれと諭しながら会場入り。

始まるまでの独特な空気感と流れるBGM 『Don't mind lay-lay Boy』 

オープニングアクトの登坂さんの熱い演奏と熱い話。(同い年で2005年05月03日 - さくらんぼ男、つまみ食い女大集合の会場を共にしていたと発覚)

そんなエモーショナルな気持ちの中、私のカリスマは目の前に現れた。

そして、彼はある曲で言った。

会場で歌う、この4分間が一番何よりも濃いと。

どんなに考えられた事でも、この瞬間のリアルには勝てない。

そういう事なのだろうと解釈した。

分かる、分かるぞ、そういう事なんだなと私の心がじんわりとした。
あぁ泣いたさ、叫んださ、そして声が枯れたさ。

やっぱり、改めて自分が好きだなと思えることに向き合えることの嬉しさ。
感じれて幸せいっぱいでした。


あ、やばい。これじゃライブレポだ。


きっと誰も求めてないわ、この文。





でもね、このブランドもそういうことなのかもしれない。
僕なんかが伝える拙い文よりも、着てもらった時に爆発力というか
そういうものの方が半端じゃない。


気分が上がるというか、、
違う世界へ連れてってくれるような感覚すらある。




どうか案内させてほしい。


『BLACKBIRD』と共にする日常を

















洋服に真剣に向き合えば向き合うほどに
日常とかけ離れてしまう感覚がある。

それ自体は『考えすぎ』かもしれないのだけど

現実味の無いデザインなど
どこかで自分には関係がないと線引きされてしまうような
そんな事は何に関してもある気がする。

ただ一度、その高すぎるくらいのハードルを超えてみると
『特別』だったものは日常になり
そして、気がついたら『当たり前』になっていたりする。

むしろそれがないと『つまらない』とまで思えてしまうくらいに
自分の中では無くてはならない存在になっていたりするから不思議だ。

音楽もいつの間にか『日常』になった

自分の居場所を叫ぶように作り上げた曲たちも
気がつけば共感を求めるようになり
ついには無機質に近いものにもなっている。

レコードやCDを買う必要も無い。

耳障りの良い曲はデータだけで十分に楽しめる環境になった。

ただそれでも、レコードやCD、カセットなど
そこの価値はずっとあり続ける。

BLACKBIRDの洋服もそうかもしれない。

圧倒的なリアル。
着たもの、そして持つ物だけが分かる『特別のようなもの』

この服たちにはそれを感じてしまうから、ついついオーダーしてしまう。
ちょっとスピっぽいこといえば
『声』が聞こえる。

どうだ?最高だろ?

そんな声が聞こえてくる気がする。

だから俯きながら言う

『さいこぉうだぁ、、、、』と


















































director’s jacket(crazy)
ramie/ silk/ linen

size 1

price ¥198000-(in tax)







ラミー100%とシルク56%&リネン44%の素材感を組み合わせ
クレイジーパターン仕様で制作した1着。

無地はリネンにシルクをミックスさせた粗野なネップ感のあるものを
ストライプ細番手のラミー糸を使用したピンストライプのオリジナルファブリック。

ストライプは不規則な入り方が特徴で鈍い光沢の中にチラリと見える線が
独特の違和感を与えてくれます。

二種類の生地の色トーンを近づけることで
クレイジーパターンながらも遠めからは 無地に見える塩梅を追求、
あくまでも『外面』はデイリーに着用しやすく作り
ただ着用者だけが感じることができる満足感をしっかりと持たせています。

テーラーでありながらもカバーオールのような軽やかな着用感も特徴的で
変に畏まるように着るのではなく、道具のように
ガンガン着れるバランス感なのも嬉しいポイントです。

ボタンは本来廃棄されてしまう生地を裂いて巻きつけたアーティストの作品を採用。
力ボタンにはヴィンテージのキリムをくり抜いたもの使用する徹底ぶり。

裏地の柄はパッチワークで表現するなど
細かすぎるくらいにディテールをこだわり抜いています。

エイジングを楽しむように、枯れ果てるまで着込んでいきたくなる
そんな、日常を共にしたくなる1着です。





















































jacket / size 1
denim / size 1

男性/ 178cm 64kg
女性/ 164cm 50kg










































Sleeveless Director's Jacket(linen check)

size 1

price ¥154000-(in tax)






オリジナルで織り上げたリネンのサマーツイードを使用した1着。

ベースはディレクターズジャケットをベースとしながらも
ただ袖を削ぎ落としたわけではなく
パターンは全く違う仕様にしているから驚きだ。


英国の古いコートにありそうな乾いたウール感がありながら
着心地は超リネンタッチ。


この違和感とか掠れたダークシャドーチェックの渋み
そしてリネン特有のシワ感とジャリッとした素材感。

退屈になりそうな春夏のスタイリングに良いアクセントを与えてくれることもそうだが
様々なものとのレイヤーも楽しくなりそうな頼もしい1着。

ボタンは蝋引きの麻紐を巻きつけたもの
裏地もパッチワークとアート的な要素が満載なのも嬉しいポイント。

お気に入りのジャケットの上から
そしてインナーに

さらにシャツの上、Tシャツの上と
活躍するシーズンは無限大というのも最高では無いだろうか。















































tops / size 1

男性 / 178cm 64kg
女性 / 164cm 50kg




































どう合わせるのが正解なのか。


そんなことを考えながらスタイリングをする楽しさがある服だと思います。




ただその『ちょっとした時間』を考えるのが面倒だから、
いつも同じ格好で良いなんていう方もいますが
それが成立するのは、一部の人だけ。

『気にしてない風』が格好いいのだろうけど
それが成立するのも、実は一部の人だけ。

シンプルイズベストという言葉には難しさもある事に
思ったよりも気がついていない人が多い。

そんなシンプルという名の無機質なものたちは
『使い勝手の良さ』という幻想を見せていたりする。

想像以上にそれは危険な一手なのだけどあまり伝わることはないし
大声で言うと嫌な顔されるから小声でここで書いておく、、、


手軽に聞ける音楽の便利さを否定はしない。
手軽に着れる洋服の便利さも否定はしない。


むしろ私も利用者でもあるから。


ただ、その奥にある本質(例えばライブなどのリアルイベント)を理解してこそだなと強く思う。


誰かの声がちゃんと聞こえる物や事を常に傍に置いておきたいなと
そんなことを思い出させてくれる洋服。


BLACKBIRDにはそういう気配を感じる。




さて、少し変なこと書いてしまいましたが、それもこれも銀杏のライブのせいですので気にしないでください。



BABY BABYはどんな歌だろうか?

そういうことを考えられるか、どうかってことです(どゆこと?)



さて、こちらの販売はtatazumaiizumaiにてご案内をスタートいたします。
オンラインストアの掲載は3月23日16時頃を予定しております。

店頭での完売の場合は掲載はございません。



それでは!






nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer


山下 拓郎



_____________

nariwai

〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-6-23
ビブレスタオフィスビル2F
022-796-2240

Instagram

_______________


tatazumaiizumai

〒990-0043
山形県山形市本町1丁目5−19
やまがたクリエイティブシティセンター Q1内 2-A

Instagram



_______





※こちらで使用している写真は
全て私達が時間をかけて撮影している写真です。
無断で他サイトで使用されている
という報告を受けることがございます。
その為掲載の全ての写真や文章は無断で
転載(微編集も含む)する等は全て禁止させて頂きます。
報告や発見の際は当該サイトの管理者に連絡し
削除依頼等の処置を行わせて頂きます。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?