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狭間の正解







三月も、もう数日で終わり。


山形は一昨日、3月末にしてまさかの大吹雪で積もる積もる、、、
スタットレスタイヤを変えようかなー
なんて思っていたけれど、危なかった。

みなさん大丈夫だったでしょうか。


気まぐれすぎる春が爆発していて、もはや笑っています。




さて、もうすぐ4月。
新生活のスタートをきる方々は準備に忙しい時期ですかね
新たな門出の方々は不安と期待で一杯のことでしょう。

多分、不安と期待が50:50だと思うので、せっかくだからポジティブに
良いことが起こると思って過ごす方が楽しいのかなと思います。

そしたら、良いこと起こりますから。



お店はといえば、新作の納品ラッシュも落ち着きまして
ほぼ各ブランド様のものは完納状態でございます。(素晴らしい納期のハンドリング、、、ありがとうございます)


新たな新天地として山形に来られた方、そしてそんな中でも
このnoteを″見てしまっている″稀有な方は
良い具合に見頃を迎えた当店を楽しんでいただければと思います。


あとは単純に減っていくだけのような感じですね。
少数精鋭ではありますが、私自身が良いなと思ったもの達が静かに鎮座しておりますので是非ともお好きな方は試しに来ていただければ幸いです。




冒頭でもお伝えした通り、この時期は気温や気候が安定しません。
それゆえに、春から夏にかけては思った以上に洋服選びが難しいなんて言う声が聞こえます。



今シーズンというか、毎度ながら心掛けていることですが

春夏という事だけを考えたアウターは個人的にも使用頻度が少ないので

中間期』という『狭間の季節』をどれだけ網羅できるか?

これを常に意識してご提案を考えています。



ただ、これには一つ欠点があって、常に新鮮さがあるかと言われると
難しくなってしまいます。

こういう考え方で、特にメンズウエアを考えると結果的に『クラシック』に行き着くのですが

あくまでもファッションとしての楽しさも忘れたくないなと思っていて
この両立が叶うものは少ないように感じます。

でも、あまりにもファッションに振り切ってしまうと、自分の中での心の波次第では急激に潮が引いたように冷めてしまうということも考えられます。


そうならない為に『根本から好き』というものを持ち合わせながら
同時に『ファッション的』でもあり『中間期』にめっぽう強い。




そんな、わがままを軽やかに叶えてくれる

様々な『狭間の正解』があるのでご案内したい、とても強めに。
































































BLACKBIRD




layered sack jacket

size one

price¥198,000-(in tax)








古いヨーロッパの衣料に見られるような打ち込みの強い
多色使いのリネン52&コットン48の素材感。


色彩のプロが組み合わせる高度な多色の色合いは
何色かと形容するのは難しいのに着こなしは簡単という
面白いバランス感覚になっています。


肌離れの良さを感じさせてながら、奥にあるコシのある素材感は
洋服の形状を感じさせながらも柔らかさも同居するという絶妙なバランスの素材感です。


所々にフレンチワークのディテールを採用し無骨さがありながらも
パターンワークで中性的なシルエットをエッセンスとして加えています。
その為、適度なゆるさがありつつも上品な見え方をする
カジュアルな装いになりすぎるのが苦手な方からすれば
最高のバランスと言えるのでは無いでしょうか。



また特徴的なレイヤードのバランスは
重ねて着用した際にも成立するよう
フィッシュマウスラペルの見え方、肩幅、アームホールの太さを見直し
ボトムスのラインを選ばないバランスが追求されおり

当然のようにそれぞれ単体で着用しても雰囲気を損なわないよう
それぞれの身巾と肩傾斜を変えている徹底ぶり。

本当に着方次第では春先から真夏、初秋まで着用が可能な頼もしい一面も魅力です。


ベストのボタンは比翼にしており、ミニマルな印象の仕上がりではありますが
ラフに丸洗いの洗濯を繰り返していった生地の表情や
そうすることで更に角が落ちていった雰囲気は
vintegeをも超える雰囲気に仕上がっていく気配すら感じます。



長年悩まされてきた、中間期の洋服選びを楽しくさせつつ
軽やかに解決してくれる最高の1着と言えるのかと思います。


























































肌寒い季節はニットに重ねて、そして少しずつ暖かさを感じてきたら
それぞれで楽しんでいく。

春から夏にかけては、秋冬からの流れで
薄くなっていくことでの『何か物足りない』という気持ちに寄り添い。

夏から秋にかけては高まる洋服欲に寄り添うように『何か足したい』
に答えてくれる。



自身のファッション欲と普遍性という安心感というべきか
そういうものをしっかりと補ってくれる素晴らしい1着。



どう合わせるか?


そんな当たり前のような組み合わせを考える楽しさと
リアリティの共存が本当に素晴らしい。














lamb leather tailored vest








Lou(f.indigo)







Lou(f.indigo)










old denim cover all jacket














&

old denim jacket









個人的にも、こちらの色はオーダーさせていただき
早速ですが色々と楽しんでいますが、本当に素敵。

着て、洗って、別々で着て
洗って、着てを繰り返しながら育っていく素材の表情も最高です。

夏はオーバーなゆるゆるのTeeシャツの上にベストとかも良いかなって
それに緩いデニムとかね

ノーカラーのジャケットはリネンシャツとかの上から着たりとか
Teeシャツにノーカラージャケットを腕まくりしてショーツにビーサンとか、、、

ほんと、色々できそうで楽しみすぎます。


ここまで自分の中の狭間の季節のモヤモヤが晴れ渡るアイテムはない気します。


めちゃくちゃオススメですので
好みが近い方は是非是非です👍













こちらは素材違いでブラックもご用意しております。

気になる方は是非とも店頭でお試しいただければ幸いです。









さて、いかがでしょうか。

冒頭でもお伝えしましたが、私の立つtatazumaiizumaiの春夏は終盤戦。

ほぼ完納状態であることから今回のご案内で所謂、春夏のアウター的部分はご案内終了です。

様々ご案内してまいりましたので、どんなのがあっただろうか?と過去の記事を振り返りながらご案内可能なものはご検討いただければと思います。

とは言え、すでに完売やラスイチが多いので、、早い方がいいものもありますが、、、


さて、今回ご案内の1着も店頭にてご提案をスタートさせていただきます。

オンラインストアの掲載に関しましてはご用意が可能な場合に限り
30日16時頃を予定しております。

何かご質問等などございましたら、お気軽に私までお問い合わせください。
色々お答えさせていただきますので。

個人的にもおすすめな1着ですので、是非ともご覧いただければ幸いです。

それでは!





nariwai / tatazumaiizumai
director & buyer


山下 拓郎



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