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はじめての確定申告が教えてくれたこと──君のいまがより良くなるように。

経営学部だったぼくは、簿記3級の資格をもっていれば単位を取得できるという理由で、その資格を取った。

その後は会計に関することと疎遠だった。今回ははじめての確定申告だ。

書類づくりは会計ソフトのfreeeを使い、売掛金や買掛金、貸借対照表や減価償却の意味を思い出しながら、(学生時代にはわからなかった実際の使い方を咀嚼しながら)唸るほど頭を悩ませ、終わらせた。

ぼくはこまかいお金の計算は向いていない。だが、今回の一件で向いていないなりにお金の流れを見る解像度が高まった気がする。

自分のまわりに流れている全体のお金を(ある程度)把握できるようになった。安心できるようになった。

世の中の多くの経営者が会計ソフトを利用している時に、ぼくと同じような安心感を抱いているのだろう。

freeeは税理士(会計事務所)にとってもありがたい道具であることが秀逸だ。なぜならビジネスをつくる事業者と、その事業者を支える税理士(会計事務所)のような事業者までをも支えているから。事業者を応援するとはつまり、個人の働き方や暮らしをサポートすること。

freeeをはじめとする会計ソフトは「自分たちのサービスを世の中に浸透させていくためには、事業者が得することをやるべし」と教えてくれる。

では、自分に置き換えてみるとどうだろう?

ぼくの場合、日々関わるのは中小企業やスモールビジネスを営む方、地域のコーディネーターの方、行政の方、メディアを運営している方々。

彼らにどんなものを提供すると得してもらえるのか。

そのひとつの方法として「デザイン×写真」の仕事をはじめることにした。中小企業やスモールビジネスを営む方、そして彼らを支えるメディアやマーケティングを専門とする方々をサポートしようという試みだ。

公式サイトやSNS運用、プロフィール、クラウドファンディングなどに使用するデザイン、フォトグラフ、スタイリングを活かした〝イメージヴィジュアル〟の制作。

・詳細はこちら。WORKS/MENU

これは個人事業のひとつ。灯台もと暮らしをはじめとする他のお仕事すべてにおいて、こういう考え方を転用してみようと思う。

さいごにもう一度。

応援したい人たちを直接応援するだけではなく、応援したい人たちを応援している人たちも含めて、応援する方法もある。

もしかしたらそのほうがビジネスの生態系を崩さずに恩送りし合い、世の中が回っていくのかもしれない。

君のいまがより良くなるように。
父さんは今日も願っています。


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