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大切なのは、気付くこと

気付いていますか?

脱いだ靴を揃えられていないこと。
席を立ったときに椅子を戻さなかったこと。
電気を消し忘れたこと。
自分の挨拶の声が小さいこと。
家族や、となりの同僚がしんどそうなこと。

気付き、無意識の行動を意識できるようになれば、多くのことに対応出来ます。
椅子を戻すとか、靴を揃えるとか、大きな声で挨拶するとか、大したことじゃないと考える方もいらっしゃると思いますが、
僕は、そんなほんの小さな積み重ねがその人の雰囲気を作り、信頼の獲得につながると考えています。

まずは気付くことが出来ないと、行動は変わりません。
コロナ前は、せきやくしゃみを電車の中でも豪快にしていた方がいて、気になっていた方も多いと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大でみんながちゃんとしなきゃと気付き、せきやくしゃみのマナーはかなり良くなりましたよね。

今も心に残る新入社員研修

僕は新入社員研修で、気付くことの大切さを教わりました。数日感お寺にこもり、無意識の行動を意識させるような研修でした。

例えば、
席を立ったとき椅子をきちんとしまわなければ怒鳴られます。
寒いから、とポケットや袖に手を入れていると、怒鳴られます。
歩くとき、スリッパがパタパタ鳴ると、怒鳴られます。
声が小さいと、怒鳴られます。
食事のとき、喋ったり音をたてたり、お椀を顔の位置まで持ちあげないと、怒鳴られます。

全部、普段意識せずにやってしまっている行動です。
怒鳴られるような、大したことではないですよね笑
でも、長い生活で習慣として染み付いた無意識の行動は、一人ではなかなか直せません。
無意識の行動を強烈に意識させるために怒鳴っていたんだなと、今なら分かります。

無意識の行動をどうやって意識するか?

すごく難しいですよね。若かりし僕が受けた研修のように、誰かが自分のことを監視してくれてわざわざ教えてくれる(しかもかなり強めに笑)ような機会が常にあれば良いのですが、普通はそんな機会ありません。

まわりを見て、「この人のこういうところが気持ち良いな。」と感じられたら真似をする。
そんなことをするだけでも全然違うのではないでしょうか。
そもそも気持ち良いと感じられる行動が人によって違うのではないか、という問題ももちろんありますが・・・。

最近、僕自身が挨拶を含め、人と丁寧に接することに手を抜いているような気がしたので、この記事を書きました。
自分で気付くということは、まわりも気付いているはず。

まずは自分で気付いたことから実践していきたいと思います。

マナーだけじゃない「気付き」の大切さ

マナーは分かりやすいことなので例に出しましたが、気付けるかどうか、というのことはすべての物事の始まりなんじゃないかと思うくらい、本当に重要なことだと考えています。

外を歩いていても、テレビを見ていても、自然の中でぼんやりしていても、色々な気付きがあるのではないか。
それらに気付くことが出来れば、全てのものが自分の糧になりそうですよね。

「気付く力」の磨き方、研究してみたくなります。

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