カレンブーケドールとの出逢い。

みなさんこんにちは。Tくんです。ここ2日間はツイートして来たのですが、さすがに文字数が足りなさ過ぎたのでnoteにさせて頂きます。最後まで読んでくれたら嬉しいです。

  僕が彼女と出逢ったのは2020年JC。こんな事言ったら、「お前それでファン名乗るな」と言われるかも知れませんが、彼女のことはそれまで名前すら知りませんでしたし、JCで馬券を購入したのもバ先の店長に「JC全然分からないんですけど、面白い馬いませんか?」と聞くと「1番のカレンや」と。オッズが低い馬が基本的には勝つと思っていた当時競馬歴3ヶ月にも満たない僕は単勝オッズ24.9倍の馬が勝つわけないじゃん。しかも1〜3番人気ってめちゃくちゃ強い馬なんでしょ。くらいにしか思いませんでした。しかし、今でも自称穴党を名乗ってるだけあるのか人気馬3頭で決まるのは面白くないなと考え、カレンブーケドールの複勝と、アーモンドアイとのワイドを購入しました。この後知ったのだが、カレンブーケドールは重賞で勝ったことがないらしい。何億も稼いでいて、G1でも2着3回。現役でも屈指の牝馬と言えるだろう。重賞勝利まであと一歩のところで掴み取る事ができない彼女を何故か自分に重ね合わせ、いつからか好きになってしまった。
  
  レースが始まった。1頭(キセキ)めちゃくちゃ逃げてる。これは追いつけない。そう思った時、後続の馬たちが一斉に直線で先頭の馬を抜き去った。あれ?良く見たら1番来てる!!!!!カレン頑張れ。行けるぞ!!結果は惜しくもハナ差の4着。最終的には1.2.3番人気で決着し、配当も三連単1340円。一緒に観戦していた友人が僕に言った。「負けたけど、こんな凄いレース見れたから観戦料や」と。確かに素人目に見ても凄いレースだった。だが、何だろう。この違和感は。僕は三冠馬3頭で決まったJCに震えているのではない、3強と言われたこのレースをあと一歩まで追い詰めた彼女の走りに震え、興奮しているのだ。なかなか勝ち切れない競走馬はいくらでもいるかもしれない。ただ、あの時何気なく馬券を購入し、アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト、その他数々の有力馬を追い詰めた彼女の走りは今も尚、僕の脳裏に焼きついている。


偶然なのか、はたまた運命なのか。10月31日。天皇賞・秋。去年の無敗の三冠馬コントレイル、最強女王グランアレグリア、皐月賞馬エフフォーリアの3強オッズが予想される。また他にも天皇賞・春を制したワールドプレミア、重賞2連勝のヒシイグアスなど強豪揃いだ。今度こそ3強の牙城を崩し、1着で駆け抜けて欲しい。阪神競馬場から応援しています。頑張れカカレンブーケドール。

天皇賞・秋 
◎カレンブーケドール

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?