人に仕事を頼むときに大切なこと。

おはようございます。
ふりかけとジャムを自分のデスクに常備している、学校事務職員のタクトです。
#給食で余ったパンやゴハンが届いたときのためのやつ

今回は、「人に何かを頼むときのマナー」というテーマで書いてみます。

学校の仕事は、担う分掌が多岐に渡り職員一人が複数の分掌担当をせざるおえない上に、複数もしくは全員でやらないとできない仕事が多いため、いわゆる“のりしろ”の部分が比較的多い仕事だと思います。

なので、職員室の光景で、人に仕事を頼んだり頼まれたりする場面がよくあります。

そういった様子を見ている中で、人に仕事を頼むときにここを外すと上手くいかない(ちゃんとやってもらえなかったり、相手に嫌な思いをさせる)ことになるなぁと思うことが一つあります。

それは、「負担(感)の正しい理解」です。

学校現場では、職員室でいつも一緒に仕事してるし、各々の忙しさ加減もわかるし、自分の担当以外の仕事も協力してやんないといけないことぐらい大体みんなわかってます。
なので、頼む仕事の“量の多さ”や“内容で、協力を拒まれることって意外と少ないです。

それよりも、大事なことは、その仕事を頼むことによって、それをする人が今、この状況でそれを頼まれることが、どれだけ負担になるのか、どれくらい負担感を感じるのか、といった“相手の大変さ”をちゃんと理解した上でお願いできてるかどうか。

誰かに何かをお願いしたときに上手く協力体制が取られなかったり、相手がモヤっとした気持ちになってしまってたりするときは、原因を突き詰めると、大体コレが原因になってることが多い気がします。
「この人私の大変さわかってくれてない。。。」という気持ち。こういうのって、後々の信頼関係とかにも関わってくるので本当に注意した方が良いよなぁと思ってます。

何かを人に頼むときに大切なのは、作業量や内容の難しさといった“労力の大小”ではなく、大変さを相手がわかってくれてる(と相手が思える)かどうかといった“労力の理解の有無”が重要。

人に何かをやってもらうときには、それをやることによる「相手の苦労」をちゃんと“理解”する。
そうすれば、頼み方やその後の対応も変わってきて、結果的に自分が良い協力を得られるため、ある意味、必要なスキルの一つです。


立場的に、管理職や教員・職員、他校の職員、外部の人など様々な立場の方と依頼したりされたりすることが多い学校事務職員。
チームとしてまとまる職員室にするために、ここは甘くみちゃいけないなと感じます。

学校現場からは以上でーす。

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