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『ブギーポップは呪われる』読み終わりました(ネタバレなし)

大好きなシリーズでもあるため、じっくりと読み進め、ようやく読み終わりました。
タイトルに「呪われる」という言葉も入っていて、この手のワードに惹かれる身としても、とても楽しく拝読させていただきました。

一言で感想を表すとするなら、「最高」でした。

深陽学園が舞台となっていて、霧間凪、末真和子、新刻敬、竹田啓司、そして水乃星透子や百合原美奈子も少し出てきたりと、往年のファン(というとおこがましいのですが…)の私にとっては痺れるくらい嬉しかったです。
久しぶりに『ブギーポップは笑わない』を読みたくなりました。

ストーリーの鍵となっている「呪い」についても、私の心の奥底をくすぐるような形で描かれていて、堪りませんでした…。
呪いとは、つまるところ「こういうこと」を言うんだろうな…と自分の身を振り返ったりもしました…。
言霊という言葉もありますしね…。

4年振りの新刊ということで、期待感もとても増していたのですが、それを超える作品で、味わい尽くした今、幸福感に包まれています(笑)
熱中して読みふけっていた学生時代を思い出します。面白いなぁ、本当に。

今、スガシカオさんの「夕立ち」を聴きながら、これを書いているのですが、アニメ『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』もとても好きな作品です。
「けがれなき少女への愛 MY FAIR LADY」が特に好きな話でして…あぁ…久しぶりに観てみたいです。サブスクで観れたりするんだろうか…。

緒方先生のイラストとともにブギーポップの作品を再び楽しむことができて、本当に嬉しかったです。
これからも上遠野先生のご活躍を、心より期待しております。

ブギーポップは青春だ。



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