食の産業の未来についてのつぶやき
多忙な毎日で、現代の人は多様性という言葉に縛られている
人生において大切にするべきものは何か?
資本、愛情、健康、人脈
どれも欠かすことはできない。
しかし何かを犠牲にしてのちに後悔する人もいる
食のアウトソーシングが当たり前になり
選択性が広がったように見えて狭くなった世界では
食の安全・安心・おいしいだけではなく
食による健康のパーソナライズも思案していかなければならないだろう
そのためには、食は稼げる産業にならなければいけないなと強く思います
消費側が食に対して安さを追求するうちは、限界収益の小さな現在の食産業は疲弊してしまうだろう
消費者にとって都合が良い食の在り方では、これからさらに「多様化」する人々の生き方には簡単にはマッチできない。
ではその過渡期をどのようにすべきかは、30兆という大きなマーケットに対して
一人ひとりが食に関しての意識を高めていく必要があるだろう
ただし、これはあくまで富裕層から一般層までにしか適応できず
貧困層については、継続的な金銭的支援だけでなくPolca食堂を運営されている前田さんのおっしゃるように「食のベーシックインカム」が必要になるのではないでしょうか?
お金を稼ぐことが資本主義の世界では重要だが
稼ぎ続けるためには自分の生産性に着目した、LTV(ライフタイムバリュー)も考慮せねばならない
稼ぐことで幸福度が下がる日本の社会構造や既存の社会基盤に大きく貢献できるのは
やはり、ホモサピエンスとしての「命」=「食」を守っていくことではなかろうか?
そういった意味でも
片山さんが運営される、the SALADA BAR (@thesaladbar_)やベビーフードに真剣に取り組まれる杉岡さんのような方々の存在や#農ブラ部のようなコミニュティ、株式会社ベースフードのような会社がもっと勢いづくことを望んでいますし、応援しています。
また前田くんや石渡さんのような、前途有望な若手のシェフやパティシエの方も何かこの食の世界にできることはないか?と日々研鑽を重ねています。
また感情というところでは、柳田ゆいとくんの作るan exuse,という商品名のコーヒーも素敵だなと。
僕自身の力は、大きなものではないし自分ができることは周囲を幸せにすることだけ。それでも今日も、明日も明後日も食の産業が少しでも良くなるような発信ができたらそれが僕の生きがいだと胸を張って言うことができます。
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