ストイック疲れに効く!心のチートデイで再起動する方法

ダイエットを成功させるには、心のチートデイも必要になります。

2週間に1日程度は、糖質をしっかり摂るのです。

糖質によって分泌されるインスリンは、体脂肪を増やしますが、制限し過ぎもよくありません。

いちばんやっかいなのは、気持ちの落ち込みです。

それが起こるのは、セロトニンという心の安定物質が不足するため。

俗にいうハッピーホルモンが、足りなくなるのです。

セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られますが、糖質不足でインスリンが少なくなると、うまく脳内に取り込めません。

セロトニンの約90%は小腸にあって、脳には2%ほどですが、このわずかな量が気分を左右し、極端に足りなくなると鬱になることもあります。

ケーキやチョコレートを食べると幸せな気持ちになれるのは、砂糖によって分泌されたインスリンが、トリプトファンをどんどん脳に運ぶからです。

とくに女性はセロトニン量が男性より少なく、心の平穏のために、甘い物が好きな傾向があるといわれています。

原料となるトリプトファンは、肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品など幅広い食品に含まれているので、ダイエット中でも摂り損ねることはないのですが、運び屋となってくれるインスリンがないと、単独で脳内にたどり着けません。

なのであえて、計画的に糖質を摂り、セロトニンをしっかり働かせます。

本来のチートデイは、下がった代謝に喝を入れ、エネルギー消費を増やすのが目的です。

それに対し心のチートデイは、気持ちがダウンしたときの応急処置。

気分転換をかねた、ダイエットの休養日です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?