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映画の紹介146本目 『プリズナーズ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『プリズナーズ』です。

この映画はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品で、

誘拐された幼い娘を救い出そうとして暴走する父親と事件の顛末を描いた物語です。

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【ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督について】

監督はカナダの映画監督、脚本家です。

数本の短編映画を制作した後、1998年に「32nd Day of August on Earth」で長編監督デビューを果たします。

監督2作目の「渦」(01)でベルリン国際映画祭パノラマ部門の国際批評家連盟賞を受賞し、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞でも作品賞・監督賞を含む5部門を受賞しました。

その後、長いブランクに突入しましたが、09年に長編3作目「静かなる叫び」でジニー賞9部門を制覇し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「灼熱の魂」(10)でカナダの俊英として国際的に注目を集めます。

13年には、米国進出作「プリズナーズ」と「複製された男」の2本のスリラーを発表し、麻薬戦争を題材にしたクライムアクション「ボーダーライン」(15)を経て、SFドラマ「メッセージ」(16)ではアカデミー作品賞・監督賞など8部門にノミネートされました。

続いて、傑作SFノワール「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」(17)でメガホンをとっています。

【あらすじ】

ペンシルベニア州のとある田舎町。

小さな工務店を営むケラー・ドーヴァー一家は、隣家のフランクリン・バーチ一家とと共に感謝祭を迎えていました。

だがその最中、ケラーの6歳の娘アンナとバーチ家の7歳の娘ジョイが遊びに行ったきり行方不明になってしまいます。

この事件を担当することになったデビッド・ロキ刑事は、二人が何者かに誘拐されたと見て、現場付近で目撃された不審なRV車を手がかりに、それに乗っていた青年アレックス・ジョーンズを拘束します。

しかし、アレックスは10歳程度の知能しかなく、まともな証言も決定的な証拠も得ることはできずに、釈放の期限を迎えてしまうのでした。

一向に進展しない警察の捜査に業を煮やしたケラーは、アレックスに詰め寄り娘の居場所を聞き出そうとすると、その際にアレックスが発した一言からアレックスが犯人だと確信します。

娘を取り戻したい一心から、ケラーはついにアレックスを拉致監禁し、娘の居場所を吐かせようと拷問を開始します。

一方、ロキ刑事は別の容疑者がいると考え、性犯罪の前科のある人物を中心に捜査にあたっていると、パトリック・ダン神父の家の地下室でミイラ化した死体を発見するのでした。

ミイラは円形の『迷路』のペンダントを身に着けている。神父を拘束し尋問すると、死体は告解に来た男性で子供16人を誘拐し殺害したという男性で、さらに殺すと予告したため神父が殺したといい、ミイラの死体の身元は不明のままでした。

事件の無事解決を祈る人達の集会に訪れたロキ刑事は、その集会で不審な男を見かけるが、逃げられてしまったため、この不審人物の似顔絵を公開し、情報募集をかけます。

誰にも見られることなく逃げ去ったため、ケラーの妻グレイスはアナが帰ってきたと錯乱状態で主張しますが、ロキ刑事はグレイスが睡眠薬に頼っていることからあまり信用せず、地下室にアルカリ剤や普通の家庭では備えているはずのないものが大量にあったことから、むしろケラーに疑惑を抱き、ラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
導線が張り巡らされているものの、ギャップの落差があまり無く、特に後半のオチ以降の主人公や犯罪者の息子の将来が気になったまま終了してしまうのがスカっとしませんでした。

興味のある方は是非!

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