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映画の紹介83本目 『ゼロ・グラビティ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ゼロ・グラビティ』です。

この映画は、
アルフォンソ・キュアロン監督の作品で、

突発的事故により無重力空間に投げ出された宇宙飛行士の極限状況を描いたスペースサスペンスです。   

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【監督のアルフォンソ・キュアロンについて】

監督はメキシコの映画監督です。

監督は91年に、「最も危険な愛し方」で長編映画監督デビューしました。

シドニー・ポラック制作総指揮のTVシリーズ、「堕ちた天使たち」(93)で米国に進出し、95年に映画「リトル・プリンセス」でハリウッドデビューします。

その後、「ゼロ・グラビティ」(13)が世界中で大ヒットを記録して、第86回アカデミー賞では監督賞と編集賞を受賞し、同年度最多となる7部門を制しました。

19年、Netflixの製作でモノクロのメキシコ映画として手がけたヒューマンドラマ「ROMA ローマ」(18)で、2度目のアカデミー監督賞のほか外国語映画賞、撮影賞の3部門を受賞しています。

【あらすじ】

医療技師を務めるライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加します。

指揮を務めるマット・コワルスキーとシャリフと共に、彼女が宇宙空間での船外活動を行うところから映画は幕を開けます。

マットは、スペースシャトル『エクスプローラー号』にてハッブル宇宙望遠鏡の修理作業を行うライアンとシャリフ、彼らの傍らで新型の船外活動ユニットのテストを行っていました。

ロシアが自国の人工衛星を破壊したところ、他の人工衛星も連鎖的に破壊され宇宙ゴミとして拡散してしまうケスラーシンドロームが発生しました。

ライアンらは作業を中断して退避しようとするが間に合わず、『エクスプローラー号』の主翼に宇宙ゴミが衝突します。

シャリフは頭部に宇宙ゴミが直撃して貫通し即死、ライアンとマットは2人とも宇宙空間に投げ出されるのでした。

船外活動ユニットを装備していないライアンは、錐揉み状態になって現在位置を特定できなくなり、パニック状態による過呼吸で宇宙服の酸素も少なくなります。

ヒューストンに無線通信で連絡する2人でしたが、同軌道上の通信衛星も破壊され、応答がない。めげずに連絡を続けつつ、死亡したシャリフの遺体を回収し『エクスプローラー号』へ帰還します。

しかしコックピットや居住区画も大破し、宇宙服を着用していなかった他の乗組員は全員死亡します。

遺体が無重力で漂っている有様であり、2人は『エクスプローラー号』を諦め、マットの船外活動ユニットを利用して国際宇宙ステーションに向かいます。

その後マットは、残ったソユーズ宇宙船を利用し中国の宇宙ステーション『天宮』へ向かう旨を提案し、ISSに取り付こうとします。

しかし、マットの船外活動ユニットは直前で燃料切れを起こし、二人は殆ど減速できずにISSへ衝突して、反動で宇宙空間に放り出されてしまいます。

辛うじてパラシュートのワイヤーがライアンの脚に引っかかり、マットに繋がっているロープを掴めました。

マットはライアンだけでも助ける為に、ロープを離すよう指示して、反対を押し切ってロープのフックを外してしまいます。

マットは宇宙空間の深遠に漂流する間、通信が途切れるまでライアンに語りかけるのでした。

意識が朦朧としながらも、ISSの居住区画に入り一息つくライアンでしたが、しばらくしてISSの一角で火災が発生して、必死の消火活動も虚しく炎が燃え広がり、ラストへと向かっていく物語です。


【最後に】

本映画を鑑賞して、
紆余曲折のある凝ったストーリーではないものの、純粋に没入感を持って作品にのめり込む事が出来ました。

とてもオススメの作品です!

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