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映画の紹介97本目 『バリー・シール』


こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『バリー・シール』です。

この映画は、
ダグ・リーマン監督の作品で、

天才パイロット、バリー・シールの実話を描いた物語です。

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【ダグ・リーマン監督について】

監督はアメリカの映画監督、映画プロデューサーです。

名門ブラウン大学卒業後、94年に「キル・ミー・テンダー」で映画監督デビューを果たします。

監督2作目の「スウィンガーズ」(96)で脚光を浴び、続く「go」(99)でインディペンデント・スピリット・アワードの最優秀監督賞にノミネートされます。

初めて大作に挑戦した「ボーン・アイデンティティー」(02)では、原作者のロバート・ラドラムに直談判して映画化権を獲得し、監督だけでなくプロデュースも務めました。

続編「ボーン・スプレマシー」(04)と「ボーン・アルティメイタム」(07)ではメガホンはとらず製作総指揮だけ務めます。

その一方で、「Mr.&Mrs.スミス」(05)や「ジャンパー」(08)といった話題のアクション映画を監督し、14年には桜坂洋のライトノベルをトム・クルーズ主演で映画化した「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を手がけます。

そのほか、TVシリーズ「The O.C.」(03~05)、「コバート・アフェア」(10~13)、「SUITS スーツ」(11~)に制作総指揮として携わっています。

【あらすじ】

1970年代後半、バリー・シールは大手航空会社TWAでパイロットとして働いていました。

シールの若くして機長に昇進した腕前は一級品かつ裏で検査が緩い立場を利用して密輸に手を染めていた事で、CIAからも注目されるようになり、シールはCIAに極秘の偵察任務への参加を求められます。

野心家でもあったシールは喜んでその依頼を引き受ける事にし、すぐにTWAを飛び出してCIAが用意したペーパーカンパニーの小さな航空会社に転職するのでした。

メキシコ湾を航空レーダーを避けるように凄腕を発揮した超低空飛行で通り抜けて、アメリカと中米や近隣諸国を秘密裏に往復するスリリングな日々を始めます。

数年後、シールはパナマの独裁者、マヌエル・ノリエガとCIAの仲介人の役割を果たすようになっていました。

シールはCIAの目を盗み、メデジン・カルテルの指示でコカインをルイジアナ州に密輸する仕事も請け負っていました。

やがて、CIAはシールが麻薬の密輸に関与していることを把握しましたが、シールの任務を代わりに担えるような人材がいなかったため、敢えて黙殺する決断を下します。

DEAの動きを察したCIAはシールに密輸から手を引けと警告しましたが、シールはそれに耳を貸そうとはしませんでした。

その後、シールはニカラグアの親米反政府組織、コントラに武器を密輸する任務も請け負うこととなります。

コントラが本気で政府を倒す気がないと確信したシールは、その武器をカルテルに横流ししてさらに儲けていきました。

CIAの黙認の下で、シールの会社は小さな空港を独占的に利用して本人も含めてパイロット5人と5機のセスナ機を抱える密輸集団に成長して、シールは扱いに困るほどの大金を得ます。

逮捕後に検事の前に突き出されて絶体絶命の窮地に立たされたシールでしたが、ホワイトハウスが求めているニカラグアの左派武装勢力であるサンディニスタ民族解放戦線が麻薬の密輸に関与している証拠を得る手助けする事を司法取引の材料として釈放され、ラストを迎える物語です。
 

【最後に】

本映画を鑑賞して、
天才パイロットがスリリングな体験に惹かれて次々と仕事を経験するにつれて、それから次第にお金へと目が眩んでいき、破滅の道に進んでいくのだと学びました。

とてもオススメの作品です!

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