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映画の紹介71本目 『ユージュアル・サスペクツ』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『ユージュアル・サスペクツ』です。

この映画は、
ブライアン・シンガー監督の作品で、

銃器強奪事件の面通しで集められた五人の前科者を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いた物語です。

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【監督のブライアン・シンガーについて】

10代の頃から8ミリ映画を撮り始め、米ニューヨークシティ映像芸術学院と南カリフォルニア大学の映画学校で映画を学びます。

1993年、長編監督デビュー作の「パブリック・アクセス」でサンダンス映画祭の審査員グランプリを受賞し、続く犯罪ミステリー「ユージュアル・サスペクツ」(95)で高く評価されます。

人気スーパーヒーロー映画「X-メン」(00)、「X-MEN2」(03)を監督し、作品の成功とともに売れっ子監督となり、大作映画「スーパーマン リターンズ」(06)、第4弾「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)では製作とストーリーで復帰しました。

その後の監督作として、伝説的ロックバンド「クイーン」の伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」(18)、アクションファンタジー「レッドソニア(原題)」などがあります。

【あらすじ】

冒頭で、左手に拳銃を持つ謎の男が船上で複数の人物を殺して、船は爆発・炎上して、銃殺体を含む多数の遺体が見つかります。

この船はカリフォルニア州のサンペドロ港に停泊していたマフィアの麻薬密輸船で、爆発と多数の死者はマフィアと対立組織の抗争によるものと思われました。

関税局捜査官のクイヤンは、その事件で一人だけ無傷で生き残り、詐欺師で左側の手足に麻痺があるヴァーバル・キントを尋問します。

キントは、サンペドロ港での密輸船爆発事件が起こるまでの一連の過程をクイヤンに語ります。

密輸船爆発事件の6週間前、ニューヨークの警察署に、ある銃器強奪事件の「面通し」のために、5人の「ユージュアル・サスペクツ」が集められました。

5人は、元汚職刑事のキートン、マクマナスとフェンスターの強盗コンビ、爆弾製造を請け負うホックニー、そしてキントです。

警官の汚職が絡んだ宝石強奪をマクマナスがキートンらに持ちかけて、5人はこれを実行して成功させます。

そしてカリフォルニアで取引相手の故買屋レッドフットから新たな宝石強奪をもちかけられて、再び5人で実行しますが、強奪したケースに入っていたのは宝石ではなく少量の麻薬でした。

コバヤシと名乗るその弁護士は、5人に麻薬密輸船の襲撃を命令します。

コバヤシによれば、その命令は、実在しないとも言われる伝説的ギャング「カイザー・ソゼ」からの命令であると言います。

コバヤシによれば、5人がニューヨークの警察署で顔を合わせ、その後で手を組むことになったのも、カイザー・ソゼが仕組んだことであると言うのでした。

翌日、カイザー・ソゼの名を聞いたフェンスターは逃亡しますが、死体となって発見されます。

キートンは、カイザー・ソゼなど実在せず、コバヤシこそがカイザー・ソゼだと主張しコバヤシを殺そうとします。

キートンは、なにかあったらお前だけは逃げてイーディに助けを求めろとキントに言い、船に乗り込みますが、船内に麻薬はありませんでした。

ホックニーとマクマナスは現場で何者かに殺されて、キートンも銃撃され甲板の隅に追い詰められます。

岸壁で隠れて船の様子を見ていたキントは、甲板でキートンがカイザー・ソゼと思われる人に射殺されるのを目撃して、ラストを迎える物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
物語の展開が最後まで全く読めない中で、伏線の回収を意識しながら推理するのが面白く感じました。

とてもオススメの作品です!

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