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映画の紹介129本目 『レディ・バード』

こんにちは、たくやです。

今日紹介する映画は、
『レディ・バード』です。

この映画はグレタ・ガーウィグ監督の作品で、

N.Y.の大学進学を夢見るクリスティン、自称“レディ・バード”が、友だち、彼氏、家族、将来について悩む彼女の揺れ動く姿を描いた物語です。

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【グレタ・ガーウィグ監督について】

監督はアメリカ合衆国の女優、映画監督、脚本家です。

バーナード・カレッジ在学中に、即興劇団「ティーパーティ・アンサンブル」の旗揚げに参加。当初は劇作家を目指していましたが、ジョー・スワンバーグ監督の「LOL(原題)」(06)や「ハンナだけど、生きていく!」で女優として頭角を現し、マンブルコア派と呼ばれるデジタル世代の若手映像作家たちを代表する存在となりました。

恋人のノア・バウムバックがメガホンをとった「フランシス・ハ」(12)では脚本と主演を兼ね、ゴールデングローブ賞ミュージカル/コメディ部門の主演女優賞にノミネートされます。

その後も、ウッディ・アレン監督の「ローマでアモーレ」(12)やミア・ハンセン=ラブ監督の「EDEN エデン」(14)などで活躍します。

近年の出演作に「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」「トゥエンティース・センチュリー・ウィメン(原題)」(ともに16)などがあります。

【あらすじ】

2002年。

大学見学から帰る途中のレディ・バードは、母の運転する車の助手席から飛び降ります。

レディ・バードがニューヨークの大学に進むことを望んでいたのに対し、母はサクラメント市立大学など州内の大学への入学を求め、口論になっていました。

背景には、カリフォルニア大学バークレー校を卒業しながら就職できない兄のミゲルと、うつ病にかかり仕事が不安定な父を、精神科医の母が支えている家庭の経済状況がありました。

レディ・バードはサクラメントのカトリック系の高校の生徒で、右腕を骨折したレディ・バードは、「Fuck mum」と書き込んだギブスをはめて通学していました。

シスター(修道女)の勧めで参加した校内ミュージカルのオーディションで、舞台に立つダニーに惹かれたレディ・バードは、自室のベッドに彼の名前を書き込みます。

ダニーの相手役が親友のジュリーに決まり落胆しますが、稽古を重ねるうちにダニーと親密になっていきます。

レディ・バードの家を訪れたダニーは、彼女の両親にも好印象を与えるが、ダニーの言葉から娘が自分たちの家を「線路向こう(スラム)」にあると話していたことを知った母は不快感を覚えるのでした。

感謝祭の日、ダニーの家に招かれたレディ・バードは、彼の家が以前から憧れていた家であることを知り、ダニーと結ばれる将来を夢見ます。

しかし公演を終えた夜、打ち上げで入った店の女子トイレが混んでいたため男子トイレに入ったレディ・バードは、ダニーが男性とキスをしているところを目撃してしまいます。

あくる日、レディ・バードはアルバイトをしている喫茶店で、オープンテラスで本を読んでいる男性客に声をかけました。

彼が以前ジュリーに連れられてギグを見に行ったミュージシャンであることに気づきました。

言葉を交わした彼、カイルに好感をもったレディ・バードは、ベッドに書いたダニーの名前を消し、カイルの名前を書き込みます。

朝の教室でジェンナが自らの性体験を語り、レディ・バードを含む同級生は耳を傾けて、そこからラストへ向かう物語です。

【最後に】

本映画を鑑賞して、
17.18歳ならではの背伸びをしたい頃の青春のエピソードやその情景が女性監督の観点から描かれており、リアルさとファンタジーも同時に介在して面白く感じました。

とてもオススメの作品です!

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