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『太陽に素直な設計』"パッシブデザイン"

施主力  勉強中の"タクヤ"です。
マイホームを建てられる方の参考に、
そして自分への備忘録として残します。

古代ローマの建築家
 ウィトルウィウスが残した言葉。
『強・用・美』

強がなければ、用は果たさない。
強と用がなければ、美は形だけのもの。
そして美がなければ、建築とは言えない。

今回のタイトルの
パッシブデザイン
『太陽に素直な設計』について

パッシブデザイン(passive design) とは、
建物をとりまく自然や環境がもっているエネルギー(日射・気温・風・雨水・地熱など)を上手に利用できるように建物を設計することで、エネルギー消費を抑え、快適な生活環境や室内気候をつくろうとする設計の考え方・設計手法。

Wikipedia



例えば
夏の日差しは遮って、冬の日差しは取り入れるという設計

夏は太陽の角度が高く、冬は太陽の角度が低い。

そのことを利用して、日除け用の小型の屋根(庇:ひさし)の長さや角度を調整して、
夏は日差しを遮蔽して、涼しく。
冬は日差しを取得して、暖かく。

※日差し(庇)や軒は 雨水の侵入も防いでくれます。


長期優良住宅』国土交通省の認定基準
ZEH』               経済産業省の認定基準

認定基準の一部
断熱等性能等級[省エネルギー等級])  (長期優良住宅)
①'外皮性能  (Zeh)

エネルギー消費量の削減率(Zeh)
があります。

どのような中身かとざっくり言うと

①断熱材・窓サッシや扉で、屋外と室内をしっかり区切って、温度を逃がさないようにしましょう。

②『電気、灯油、ガス』(一次エネルギー)の使う量を減らして暮らしましょう。

太陽を味方に付けると、室内の温度を健康に過ごせる。
室温25 ±1℃。湿度50% ±10ですごせます。

太陽に素直な設計をするには、パソコンのソフトで計算できます。

365日24時間の太陽の動きを参考に
・窓の  位置と大きさ
・庇(ひさし)の  長さと角度
・断熱材の厚み

あとは 窓サッシや 玄関扉の外皮性能に関係するものも
計算材料になります。

太陽を味方につけて、
光熱費と地球環境に優しい住宅をデザインしましょう(*´ω`*)

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