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MakerFaireを見に深圳に行ってきた話[Day0-準備編]

はじめに

本記事はあくまで僕の体験から書いているので、閲覧のタイミングにより役に立ったり立たなかったりします。

旅のきっかけ

「そうだ!Maker Faire Shenzhenを見に行くついでに深圳の街を見てこよう」
そう思った事が今回の旅のきっかけだった。
色々なご縁が重なり以前ニコ技台北のホテルシェアで同室になったカサネタリウムさんとホテルをシェアできたり、ニコニコ技術部の深圳観察会にも参加できる事になり、単身で行って力づくで解決しなければならない状況は回避する事ができた。本当にありがたい。

事前に準備した事

今回の旅程の少し前に上海のMaker Carnivalに参加していたカサネタリウムさんから色々な情報を聞きつつ準備した。準備した事を書いておく。

・香港のシムの購入
中国はご存知の通り金盾があり、Googleなど日本で使えるサービスが一部使えない状況になっている。
それの抜け道として、香港のシムを使用するとGoogleやLINEなどが日本と同じように使えるようになる。
大容量の通信(動画をアップロードしたりなど)をしなければ1000円弱で5日間普通にインターネットが使えるのは本当にありがたかった。
僕は普段使いのau回線のiPhoneのSIMロックを解除して使用したが、大手キャリアのiPhoneはSIMロックが掛かっている事が多いので不安な人は旅行の前に契約しているキャリアに確認する事をオススメする。

・アプリのインストール
先述の理由からGoogle Mapなどの地図アプリは使えない為中華製の地図アプリは入れておいた方が良い。
僕が入れたアプリは「WeChat(SNSアプリ ※中国版のLINEのようなもの)」「高徳地図(地図アプリ)」「VoiceTra(翻訳アプリ)」「Alipay(決済アプリ ※後述)」「DiDi(タクシー配車アプリ)」「百度地図(地図アプリ)」を日本にいるうちに初期設定などをしておいた。
書いた順に使用頻度が高かったもので、百度地図以外はおそらくマストで入れておいた方が良いアプリだと思う。
深圳では僕は高徳地図で事足りてしまった。
アプリ類は絶対に日本にいるうちに一度起動させて必要な初期設定はしておく事を強くオススメする。

・Alipayのtourpass
現在はカード会社によっては使用できなくなっているので注意が必要。
日本のPayPayやLINEPayなどのような決済サービスで、出国噂によるとコンビニなどでは現金が使えないらしく深圳に行くのであればAlipayかWeChatPayは人権と言っても過言ではなかった。100元しか持ってないと、コンビニなどではお金はあるのに水も買えない状況に本当になるので注意。
ホテルのフロントでの両替もビジネスホテルを利用しているなら割と渋られそうなので気をつけてほしい。
我らがShenzhen Fanさんの情報がわかりやすいので設定方法はリンクを貼らせて頂くのでご参照ください。

・iPhoneの文字入力に簡体手書き入力を入れておく
中国の漢字と日本の漢字は似てるようで微妙に違う。これがとてもややこしい。
なので、事前に持っていくスマホに簡体手書き入力のキーボードを追加しておいた方が良い。
通りがかりの人に道を聞く時にとても便利だった。
iPhoneでのやり方は「設定」→「一般」→「キーボード」→「新しいキーボード」→「簡体手書き」だか、僕はiPhoneしか持ってないのでAndroidでのやり方は自分で調べてほしい。

・Shenzhen Fanを時間の許す限り読んでおく
香港経由のルートや現地の最新レポートなど本当に有用な情報がたくさんある。
出国日の一週間くらい前から空いた時間に目を通すようにする事をオススメする。
自分の話だが、日本への帰国の時に深圳→香港国際空港への相乗りタクシーの支払いが他のサイトでは香港ドルと書かれていたのだが実際は人民元が正しく、Shenzhen Fanにもきちんと人民元と書いてあったし、利用した口岸のバスターミナルの移転の情報も掲載されていて本当に助かった。

最後に

事前に準備した事はこんなところだ。
WeChatでMaker Faireの海外出展者のグループやニコ技深圳観察会のグループのような現地にいる日本人のグループに入れてもらっておくとイザという時のセーフティになるので、もし不安なようであれば入っておく事をオススメする
次回、いよいよ日本出国から香港経由の深圳上陸。

大阪で音楽関係の仕事をしています。 アニメや漫画、TVゲームからボードゲームまで広く遊びが好きです。