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スタメン・エンジニアリング組織アップデート2024

このnote記事は、スタメンnoteリレー(第4回)の6日目です!
スタメンのnoteリレーにはついてはこちらをご覧ください👇
https://note.com/stmn_hr/n/n7dca2dd870e7

みなさん、こんにちは。スタメンCTOのtakuya (@tn961ir) です。社内ではたくちゃんと呼ばれています。
スタメンは2016年創業の9年目の会社で、これまで4年ごとに組織のフェーズ変化に伴い、CTOが交代してきました。先日オンライン開催したイベントにてこのあたりについてお話ししましたので、詳細は以下のスライドをご覧ください。

https://speakerdeck.com/tnir/cto-at-stmn

2020年から2023年12月までCTOを担った、スタメン最古参エンジニアである、松谷も実は在学中に未経験エンジニアとして、スタメンにジョインし、TUNAGの大黒柱としてプロダクトの成長を支えてきました。

このようにスタメンでは、2016年の創業当初より新卒エンジニア・未経験エンジニアを中心にTUNAGプロダクト開発を実践してきました。2023年1月、東京開発拠点を立ち上げる理由ともなった、中堅・シニアエンジニアを中心にエンジニア・プロダクトマネージャー(PM)を増員する方向性を打ち出したこともあり、社内外の方々から「スタメン・TUNAGでは、ベテランエンジニアしか採用しないのではないか」という声をちらほら聞くようになりました。
本記事では、その創業直後から6年間実践してきた、スタメンのプロダクト組織を作り上げてきた根本に対する質問に回答しつつ、2024年以降の「未経験エンジニア」にどうプロダクト組織で活躍してもらうかという点で説明しようと思います。

近年のIT系スタートアップ同様に、スタメンにおいても、終身雇用を前提としたプロダクト職の組織設計は考えていません(プロダクト以外の職種でも同様です)。スタメンで活躍いただくエンジニア・デザイナー・PMに対して提供したいことは、各々のメンバーがスキルを磨き、自信と能力を身につけ、スタメン外でも活躍できるような、自立したプロダクト人材を生み出すことです。

未経験エンジニアとして入社したメンバーのその後

未経験エンジニアとして入社されたエンジニアがスタメン内で活躍された方々の過去の紹介記事を以下に示します。このように未経験でもスタメンでご活躍いただき、その後、次のステップに進まれている方もいらっしゃいます。

スタメン・プロダクトの組織の特徴

  • メンバーの多様性: スタメンのプロダクト組織は、様々なバックグラウンドを持つ未経験エンジニアで構成されています。新卒でエンジニア・デザイナーとして入社した人、ビジネス職・技術系専門職の異分野からキャリアチェンジを目指す人、プログラミングに興味を持った人、新しいスキルを身につけたい人など、様々な理由でスキルフルなプロダクト人材として活躍したい人たちが集まっています。

  • 学習と成長を重視: スタメンでは、プロダクト職に限らず、創業当初から新卒メンバーを一定割合で受け入れており、メンバーの学習と成長を重視しています。オンボーディングプログラム、1on1制度、技術トレーニング、社内勉強会など、様々な学習機会を提供しています。

  • 実践的な経験: メンバーは、実際のプロジェクトに参画することで、実践的な経験を積むことができます。チームワーク、コミュニケーション、問題解決能力など、エンジニアとして必要なスキルを身につけることができます。

  • プロダクト採用の専門職化: スタメンでは長らく全社共通での人事・採用チームを置いていましたが、2023年5月よりエンジニア・デザイナー・PMの採用を専門に担うプロダクト採用室を設置して、プロダクト職の採用に注力してきました。プロダクト採用室の最新の状況については https://note.com/tooka_91/n/nad1817ef3146 をご覧ください。

組織運営の課題と施策

  • やりたいこととのミスマッチ: 人が組織で活躍するためには、本人がやりたいことと組織がやってほしいことのオーバーラップが必要不可欠です。過去には、その十分なすり合わせができず改善を試みたことがありましたが、今後は今まで以上に丁寧なすり合わせを実施していく予定です。2023年以降も、エンジニア職においては、候補者の方からの承諾が得られた場合は、1-3ヶ月程度のお試し入社を通じて、ミスマッチを減らす取り組みをしています。デザイナー・PM職においても同様の取り組みを実施していく予定です(現職の都合もあると思いますので、必須ではありません)。

  • オンボーディングプログラム: スタメンでは、新入社員のかたがスムーズにチームに馴染めるよう、さまざまなオンボーディングプログラムを実施しています。プログラムとして主なものとしてニューメンバーランチ、ルーキー's Voice、Weekly Pitch、ようこそ!スタメン入りなどがあります。詳しくは【2024年】スタメンの働く制度や福利厚生についてという記事をご覧ください。

今後の展望

スタメンは、メンバーが自立したエンジニアに成長できるよう、無限書籍購入補助、まるっとカンファレンス補助、スタプロなどを全社共通で実践してきました。今後はプロダクト職に特化した、様々な取り組みを続けていきます。具体的には、以下のような取り組みを予定しています。

  • 学習プログラムの充実: タスクフォースやプロジェクトの中でのOJTを中心とした学習機会の提供となっていましたが、プロダクトロードマップをプロダクト主導でも具体化していくことで、組織ならびにエンジニア個人の中長期観点でのメリット最大化を図ります。

  • 新言語の導入: これまでサーバーサイド(バックエンド)としてはRubyのみ(新規事業漏洩チェッカーではTypeScriptを採用しています)をコア言語として利用してきました。新規採用面や若手エンジニアのモチベーション面で不利になる部分も出てきたため、2024年からはGo言語などの採用を進め、長期的なキャリア形成ができるような機会を提供します。

  • キャリア支援: メンバーのキャリアプランニングを1on1の中で支援し、昇進やジョブロール変更などのサポートを行います。

  • 組織の拡大: プロダクト組織の規模を拡大していくことで、より多くの未経験エンジニアに門戸を開きます。

最近実施している取り組み

Ruby, iOS, Androidなどの領域ごとに国内で開催される技術カンファレンスへのスポンサーを2023年1月から積極的に実施してきました。それ以外にも創業当初から利用しているRuby, Ruby on Railsのエンジニアの育成ならびにエンジニア人材の多様性を高めることを目的として、Rails Girls Japan 2023年度年間スポンサー(最上位)として支援してきました。2023年4月には長崎 (Nagasaki 1st)、2024年3月には東京 (Tokyo 16th)、名古屋 (Nagoya 6th)に当社メンバーが参加することで、コミュニティを通じて、エンジニアポジションの共有を行ってきました。また、特にNagoya 6thにおいては会場提供から行っています。

まとめ

スタメンのエンジニアリング組織は、ベテランプロダクト人材と未経験プロダクト人材が融合する形で、スキルを磨き、自信と能力を身につけ、自立したプロダクト人材に成長できる環境を提供してきており、今後もそれを継続していくことを目指しています。スタメンでは、ビジネス・コーポレート職同様にメンバーの学習と成長を重視し、様々な学習機会を提供しています。また、実践的な経験を積むことができる環境を提供しています。スタメンでは、今後も取り組みを続け、未経験のプロダクト人材(含むエンジニア)に門戸を開いていく予定です。
このように新しい形で組織拡大をする中で、当社でのエンジニア・プロダクト系職で働いてみたいというかたがいらっしゃいましたら、以下のポジションからお気軽にご応募いただければと思います。

明日のnoteリレー記事は「「まだ自分のキャリア諦めなくてもいいかも」と思えたスタメンとの出会い。」です。

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