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#204 松田直樹さんが亡くなって10年。

松田直樹さんが亡くなってから今日で10年が経ちました。

僕がプレーした国でも、僕が観戦をしていた試合で、友人が試合中に意識を失うという事がありました。

スポーツは楽しむことや感動、夢を与えるものだと思っています。

そんなスポーツの現場で尊い命が失われてしまうというのは本当に悲しい事です。

いつこうした悲劇が起こるかはわかりません。
自分にも起こるかもしれないし、目の前の対戦相手、もしくはチームメイトにそれが起こるかもしれない。

記憶に新しいユーロの大会ではデンマーク代表のエリクセン選手がいきなり倒れて意識を失いました。

だけど、人間は自分ごとではなければ記憶から消えていってしまう。

だからこそ、こうした悲劇が再び起きないように、今日1日だけでもそれを防ぐための知識に触れて欲しいと思うし、それが友人や大切な仲間を守る事につながると僕は思います。

2019年12月にカンボジア・プノンペン のサッカースタジアムにAED(自動体外式除細動器)を寄贈させていただきました。

寄付させていただいたスタジアムではAEDのことを知っている人は一人もいなかったです。

代表選手たちがトレーニングをするナショナルトレーニングセンターへの寄贈も考えましたが、現地の医療従事者の方から連絡をもらい、現状AEDを設置して救命処置を施しても病院までの距離が遠く、救命が難しいという意見をいただきました。

問題はまだまだ多くあります。
しかしながら、ほんの少しではありますがスポーツを通してメッセージを伝えていく事や、実際にそれまでそこにはなかったものを寄付したりと、自分にできる事があればこれからも取り組んでいきたいと思っています。

ご協力いただいた方々に感謝です。

・What is AED?

https://www.jhf.or.jp/check/aed/aed/


#AED  #自動体外式除細動器

日本のサッカー選手がカンボジアのスタジアムにAED寄贈「安全のバトン、渡す役割を」 | 毎日新聞 

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