いつも「疲れた〜」と言っている自覚のある方、その原因っておわかりですか？

仕事のしすぎ？睡眠時間が少ない？うん、いろいろと個別での疲労原因ってあると思うんです。でもね、原因がどうあれ疲労の主たる原因はすべて「ストレス」になります。そもそも疲労や生活における様々な要素に対して人間の体は自律神経やホルモン分泌、免疫といった体内の機能を調節しながらできる限りバランスを崩さないように働いているのですが、このバランスを崩すのがストレスであるということですね。

ストレスには大きく分けて

・身体的ストレス　物理的な疲労や運動不足など

・精神的ストレス　人間関係や悩みごと、緊張や不安など

・環境的ストレス　気候の変化や大気汚染、ウイルスや花粉など

この３つに分けられます。ある程度のストレスは体の機能に刺激を与える必要なものですが、これが度を越す強さであったり長期で続くようになると刺激が負荷となり、体の機能を害してしまうことになります。「疲れ」というものを感じているというのは体の内部から「そろそろ休みなさい」という警告が出ているものであると捉える必要があります。疲れ＝ストレス警告の解消法というのは人によりけり、ストレスの種類によりけりではありますが、今回は「食事で疲労を回復するメソッド」を解説したいと思います。

疲労（ストレス警告）がある時にどんな食べ物を食べるとよいのか。はたまたいけないのか？

食養生の観点からしっかりと解説していきたいと思いますので日々の食生活に活かして疲労回復に役立てていただければと思います。それでは早速お話を始めていきたいと思います。

そもそも人間は食事からエネルギーを得ていますよね。