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【539/1096】親の責任

《自◯は親の責任》
そういう記事を見た
凹む 堕ちる 信じる 悲しい

違うと言い切れない
そうか やっぱりそうなんだ
とそちら側へ傾く
専門家にその話をしたとき
ため息交じりに
「そういうことを言う人がいるんです」
と放った
そんなに単純じゃない
そうなんだけど
刺さりすぎて むしろ
信じたほうが楽なんじゃないかって
そちらへ傾けられる
気持ちが元気なときは良い
身体の不調は気持ちも落ち込み
またそのことを蒸し返し掘り返す
自分が嫌いなんだね
ある部分が受け入れられず 
ずっといじめ続けているのか
悲しい性

そういうときは 考えないよう
眠るしかない
逃げているようで苦い気持ち
責める現状は夢にまでは出てこず
眠りの間は忘れられる

もちろん親の責任がゼロではない
でも100でもない
そのことはきちんと認識してください
と専門家に言われる
他の人の場合は
なるほどそうだろうと
納得ができるのだけど
自分のこととなると
受け入れられない
でも100だと思うのも思い上がりに
感じる面もある
割合が大事なわけでもないのだけど
原因を探りたくなる
助けるすべをたぐり寄せたくなる
もう遅いのだけど

いろんなめぐり合わせが
悪い方悪い方へ
流されて
兆しが流れになって
止められなくなってしまったのか
兆しのうちは
まだ押し止められるらしい

起こったあと
どう受け止めるかが
今後に響いてくるのだろうね
頭ではわかる
理屈も流れも見える
ただ気持ちがついていかない
気持ちは大事なんだよな
きみの気持ちのことを
今になって考えている
なにも見てなかった
なにも見えてなかった
だから親の わたしの責任
堂々巡りの解決しない問題

節目どきは人に会う機会が多い
同じ母親として
その場にいることが苦しい
誰にも会わず聞かれず終えたい
その場にいることで
他の人たちの普通の 
うまくいっている様を見て
自分のしてきたいろんな選択の間違いを
目の当たりにして苦しい
共有できないから
なんでもない風をして
静かに佇む
できるだけ いないふり

こんな生活でいいのかな
下の子への影響も考えてしまう
こんな親で大丈夫なのか
こんな混沌とした家庭で
育って大丈夫なんだろうか

きみの余波はどこまでも
波だって広がっているよ
余波を起こしたのも自分と思うと
どうしようもないのだが

答えはまだまだ先なのだろう
そこまで持ちこたえられるよう
今日も紡ぐ
嘆きの話

今日もありがとう
残された者の日々