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Flat入り

ホテルを出てルームメイトの元へ。
やっと暮らしが始まった。
ずっとチャットしてたけど、やはり最初は緊張して。会ってみても本当に素敵な方!

街はとても住みやすそうで、トントン拍子に決まったのは本当に幸運だった。
Tescoでの買い物にも慣れてきて、一安心。
友人がお得に済ませる方法を教えてくれた。

午後は学校の先輩方と会えた。
遠慮などをする場合ではなく、思いをぶつけて自分のコースからどんどんはみ出していくべし、とのこと。最高な環境だ。

あれができないこれができない、の思考回路で疲弊し切っていたので、その良い転換ができるかもしれない。
お二人との会話で、ここには限界というものを設けない人種が集まるんだと分かった。
来てよかった。

帰りがけに先輩の同級生が展示をやっていて、初めて見に行った。
一見タペストリーの展示だったが、中国系の作者の話を聞けば目から鱗、部屋中に飾られた布地が表していたのは身体中のツボであった。

様々な質感と色、模様が織りなす空間。古来の中国の考えでは、人のからだと宇宙は繋がっているという。おばあちゃんが、太極拳で手を動かすとお腹の「気」も一緒に動くんだよと言っていたのと同じだと思った。

展示室内には「山海経」「黄帝内経」などの書物が並び、ページをめくれば星座の並びと人間のポーズとの対応などが解説されている。

宇宙から見ればちっぽけな人間ではあるが、自分の体が宇宙と繋がっていることを意識すれば、自然と美しい姿勢になると想像。
自分の命までもが、何か非常に意味を持った存在として顕れてくる。

まいんどふるねす、が目指すのもこれなんだろう。

日々、この命とそらの関係を、見つめていけたら面白いだろうな。

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