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恩師の思い出

ご覧いただきありがとうございます。

今日はバイト先で偶然
恩師の文章に再会するという
ちょっと嬉しい出来事があり
大学時代を懐かしく思い出しておりました。

国語学者の大野晋先生。
学習院大学を定年退官されたあと
我が母校のしがない女子大で
教鞭を取ってくださったのでした。

大学時代はバブル崩壊直後。
でも呑気な私たちは
合コンやら部活やら
何も考えずに遊んでばっかいりましたね。

今思うと本当にもったいない。
もっと真面目に勉強すればよかった。
一生懸命勉強している
現在大学1年生の長女の姿を
過去の自分に見せてやりたいと
本気で思います。

そんな大学生活で
3、4年の時に所属したのが
大野ゼミ。

大野先生の専門である
日本語や文化について学びました。

日本語はインドのタミル語が起源である
という説を大野先生は唱えていたので
インド繋がりでインドカレーを
先生と一緒に食べに行ったこともありました。
(思考が単純)

懐かしい

遊んでばかりの不真面目な生徒たち
ではありましたが
先生もなかなかのものでしたよ。
授業の序盤こそ講義をしますが
だんだん話が脱線して…

深川生まれの江戸っ子の先生の
色々なエピソードを聞くのは
とても楽しい時間でした。
結構色恋沙汰の話題がお好きでした笑

私は先生に
幸せの代名詞なんて呼ばれていました。
呆れるほど能天気だったことが伺えます。

卒業後にやりたいこともなく
一般企業に就職したくなくて
ちょうど学芸員の資格を
取ろうとしていたので
そういう道で生きていきたいと
先生に相談をしたことがあります。

その時先生は
好きなことを仕事にすると苦労する
とおっしゃいました。

背中を押してくださると思っていたので
とてもがっかりしたのを覚えています。
先生だって好きなこと仕事にしてるじゃん
って。

だからこその台詞だったのかな。
私たちには計り知れない
大変なご苦労があったのかもしれませんね。

著書

今日再開した文章は
「日本語練習帳」の一部分で
単語に敏感になり
眼や心で物事を見て
見たものをきちっと表現する
心づもりが必要だと
書いてありました(たしか)。

また読んでみようかな。
そして日本語を正確に使いこなしたい。
と思って本棚を探したのですが
「日本語練習帳」だけ無いのでした。


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