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インナーチャイルドセラピー

今日はとても不思議な体験をしたので
ざっくり記録しておこうと思います。
スピリチュアルが苦手な方はこの辺で。


母親との関係の中で
知らず知らずのうちに傷付き
その悲しみの中に置き去りになった
小さい頃の自分
それをインナーチャイルドと呼びます。

そのインナーチャイルドの傷を癒やし
安心させてあげて
悲しみを昇華させる
というセラピーを友人がやっていて
まだ修行中ということで
モニターとして体験してきました。

まずはカウンセリング。
今やりたいけれど思うように進まないことだったり
足を引っ張る何かだったりを挙げていって
ひとつひとつ掘り下げていきます。

今の私は夫に対し
自分はこう思うとか
こんなことがしたいとか言えば
否定されて傷付くし
もう面倒臭いから
言わない、我慢する
そういうループになっていて
やりたいことがあっても
なかなか行動に移せないことがありました。

自分の気持ちをはっきり言えないことが
行動を制限してしまっている。
その原因はどこにあるのか探るべく
セラピーが始まりました。

ひとつひとつ質問していくので
頭で考えずにぱっと答えるように言われます。
これがなかなか難しい。

でも少しずつ慣れてきました。
言われた通りに答えていくと
イメージが浮かんでくるようになりました。

私が出会ったのは12歳の頃の自分。
思い浮かぶ情景は小学校が多く
それもなんだか静かで薄暗くて
クラスメイトはみんなイメージがぼんやりしていて
ぼんやり立って校庭のイチョウの木を
見ているだけだったり

当時は楽しく学校に通っていたはずなのに
イメージはとても暗く
嫌いとかつまらないとかいう言葉が
次々浮かんできました。

そして12歳の自分が抱いている
悲しみの感情の原因は
人を見下したり意地悪したり悪口を言ったりする
ドス黒い自分が嫌いだから
というところに辿り着きました。

あとはイメージの中で
12歳の自分を抱きしめ
もう大丈夫と安心させてあげて
黒い岩のような嫌なイメージの塊を捨てて
すっきりしたところでセラピーは終了しました。

途中途中で涙が溢れてきて
最後に12歳の自分と向き合った時は
もう涙が止まらなくなりました。

私は特に親とトラブルもなく
嫌いだとか恨みなどの感情もなく
むしろずっと今でも良好な関係でした。
だから親との関係で傷ついたことなど
はじめはあまり思い浮かばなかったのです。

でも実は就職するまでずっと
親の敷いたレールの上を走るだけの人生で
それは親にとってはおそらく
他人より優位に位置する軌道であり
脱線しようものなら全力で引き戻されました。
いつしか反発しても無駄と諦めて
自分の気持ちを伝えることをやめてしまった
そしてそれが本当は私にとって
とても辛く悲しいことであって
インナーチャイルドとして取り残されていた
ということなんだろうと思います。

常日頃から私は自由になりたいと公言してきましたが
本当にそれは心からの叫びだったんだと
気付かされました。

子供の頃の親の役割を
今は夫が担っているような状況ですが
インナーチャイルドを癒やし
辛い思いを捨てたことで
自分自身が変わり
夫との関係性も変化していくことを期待しています。


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