とある日の日記。

落ち着く不思議

 こんなことあるのか、という驚きの記録。
 タスクが多い、タブル・トリプルブッキングが起こるレベルでお声がけいただける、そんな状況もありがたい。ありがたいと思いつつ、捌ききれない、というより心の疲弊を感じるような日々が続く。アウトプットが足りていないのか、頭の中の整理の仕方に不足があったのかと方法を試すも変化なし。自分の中にある焦燥感だけが募っていく。
 そんな中での、久しぶりの課題。課題文書を読む。書いてあることを理解しようと整理しながら考える。文書には、感情を左右するような情景などはなく、淡々と事実が綴られている。驚くほど心が穏やかになっているのを感じた。単なる専門書の一部である。思考法や整理法、その他驚くべきことが書かれているわけでもないその文書が、冷静さを引き戻した。
 選べる、それは自由であるのと同時に、その選択に伴う責任やリスクである。頭ではわかっているものの、自分の生活の中の行動に、どれだけそれを活かしていけるものだろうか。当たり前を当たり前に、と、それを大事にしたいと言いつつ、それが元来どういう意味であるのかということを、実感できる場の少なさと、その場を気付ける自分であれるか、ということの難しさ。それを目の当たりにしたような気がしている。
 きっと、今後も違うことで自分を見失うことは少なくない。そんな中でも自分でその状況を気付ける、また脱せる環境下でいることを忘れないようにするためにも備忘録として言葉を連ねておく。

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