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ナンを毎回サービスしてくれるカレー屋の話

文章を書くことを習慣にしたかったので、日記でもこっそり始めようかと思う。

長くなる日もあれば一文で終わる日もある。
ただ、習慣になるようほぼ毎日は更新する。
そんな感じのゆるいノルマでも設けて。

只今の時刻、4月25日(日曜日)朝の11時31分。
まだ起きて歯を磨いてオレンジジュースを飲んで、ワイドナショーを見たら野田クリスタルのゲームソフトがついに販売になるらしく、無料版だったらやりたいなぁと思ったぐらいしか出来事がないので昨日の事でも書いておこうかな。


昨日は妹とよく行くカレー屋さんに行った。
インドカレー屋をやっているのはだいたいネパール人だ、というのを聞いたことがある。
なぜなんだろう。

ただ、この手のカレー屋の店員はすこぶる優しい。
というよりも優しすぎるのだ。

いつも持ち帰りでカレーを買いに行くんだけど、カレーとナンをそれぞれ単品で注文すると、待ってる間にラッシーをサービスしてくれて、それがめちゃくちゃに美味しい。

あと絶対にナンを一枚サービスしてくれる。
でもどこにも「お持ち帰りはナンを一枚サービスで入れています!」とは書いてないから、毎回くれるかどうかが分からない。
確証がないのだ。

とてもお腹がすいてる時に、今日は確実にナン一枚では足りないぞ、と思っていても「ナンを一枚サービスしてくれるかもしれない」と言うのがあるので、安易にこちらから二枚注文することは出来ない。
だって、もし二枚注文していつもの様に一枚サービスしてくれたら、ナンは三枚になってしまう。
それはもうカレーをナンにつけて食べているのではなく、ナンにカレーつけて食べてる、だ。

なので、私はいつも賭けで自分で注文するナンは一枚だけにしている。


昨日は、お持ち帰りでなく店内で食べたんだけど、熱々の状態で食べてみたかったチーズナンを注文した。

しばらく待って、カレーが来た。

美味しそうなカレーと、チーズがトロトロにとけたナンがお皿の上に乗っている。
美味しそうだ。
ラッシーも今回は自分で注文した。
ストロベリーラッシーだ。
美味しい。ここは何を食べても本当に全部美味しい。

ただ、待てど暮らせどおまけのナン、通称サービスナンが来ない。
今日もいつもの感じで、サービスナンを踏まえた上で注文しているのに。
だけど、こちらのテーブルの様子をこまめに伺い、絶妙なタイミングでお水を注ぎにきてくれる。
「辛サハ、大丈夫デスカ?」
こっちが辛口を頼んだのに、その辛さで大丈夫かを気にしてくれる。
接客としてはそこらへんのチェーン店なんか比べ物にならないぐらい完璧だ。

極めつけに、店を出て駐車場から交通量の多い道路に出るのが少し難しく、なかなか出れないでいると、私たちが出られるように後車を止めて誘導してくれる。
なんて気持ちのいい店だと思った。

「今日ナンつけてくれへんかったなぁ」
「ほんまやな。けどサービスは今日も完璧やったで。」
「そうやな、サービスナンはなかったけどサービスはあったな。」

あっ、そうか。
あのお持ち帰り限定のサービスナンはお店で受けられる接客の替わりって事か。
お持ち帰りではお水のお世話もできないし、辛さを伺ったり車を誘導したりもできないから、せめてナンを…って事か。

店員さん、私はナンがよかったよ。
と、落とし所を見つけ、次回は店内飲食ではなくお持ち帰りにしてサービスナンをゲットしたいと思う私であった。

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