No.476|その仕事の目的は何か?
2024年4月24日 No.476
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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うちの会社では、現在、生成系AIを使ったアウトプットの作成が認められていません。
正しくいうと、生成系AIにクライアント業務や社内の機密情報等を入力し、アウトプットするなということです。
これについては機密情報の流出の可能性がある以上、致し方ありません。
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一方で、こうした比較的概念や制度が新しい場合ではなく、ずいぶん昔に定められたものは、むやみやたらとルールや規制が厳しくなりすぎている場合もあります。
あくまでもルールや規制が手段であるにも関わらず、目的になっているケースです。
皆様の身の回りでもいたるところで感じることがあるのではないでしょうか。
もはやルールや規制のガーディアンともいうべき方、難癖をつけてくるような感じの方はおられませんでしょうか。
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しかし、こうしたケースでは往々にしてその上の役職者の方を巻き込むと解消するケースがあります。
まちのチンピラが「責任者を出せ!」と飲食店とかで難癖をつける場面が昔の映画やドラマでは出てきますが、これも合理性があったりします。
これは上の役職者と担当者と与えられている権限や情報が異なるからですね。
担当者はその業務の目的を理解しておらず、その手段を守ることのみがプログラミングされているロボットのようになることがありえます。
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何が言いたいかというと、こうした杓子定規なやり方を是とした仕事をしている場合、AIに置き変わっていくんだろうなと感じるんですよね。
判断の必要がないんだったら、AIに任せればよいとなるからです。
目的と照らし合わせて、複雑な判断が必要になる。
そのために人間が介在する意味合いが出てきます。
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そう考えると、目的と照らし合わせたうえで判断を「行おう」とすることは個人がキャリアを考える上では重要なことだと言えるかもしれません。
仮に判断しては職務上ならなくても、行おうとしないといつの間にか思考停止になってしまいます。
常にこの仕事は何のためにしているのか、を問わないと、いつの間にかAIに置き換えられてしまうかもしれない、という危機感を持ちながら仕事する時代になりましたね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!
●本日のまとめ
・目的を踏まえた判断ができなければ、AIに置き換わられてしまうのも時間の問題である。
・特に、規制やルールがなぜ存在するのか、そもそもの目的や趣旨を問う癖付けを行いたいもの。
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