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栗の名産地で栗スイーツの概念を覆された!

こんばんは。妻です。

栗スイーツといえば、モンブランを思い浮かべる方が多いと思いますが、先日、夫と2人で訪れた「くまもと山鹿和栗スイーツフェア」でモンブランを超える栗スイーツに出会いました。

私達も知らなかったのですが、熊本県山鹿市はなんと西日本一の生産量を誇る和栗の名産地。品質も全国から高い評価を受けており、生産量のほとんどは、県外に出荷され、有名ホテルや菓子店など、さまざまなところで使われているようです。(ちなみに、栗の生産地日本一は茨城県のようです。)

フェアに参加しているのは28店舗。郷土料理の栗だんごから、おしゃれで写真映えするスイーツまで、和洋さまざまなスイーツがあり、迷います。

(↑どれも美味しそうで、制覇したい…)

迷いに迷い、夫と話し合って3店舗厳選して向かいました。

1.Pizzeria da Tsurubara

国指定重要文化財としても有名な芝居小屋「八千代座」の近くにあるお店です。
古民家をレストランにしている店内で、落ち着いた雰囲気が漂っているピザ屋さん。石窯で焼いた本格的なピザを食べることができます。 

14時ごろ到着したのですが、店内は満席。15分ほど店内の椅子に座って待ちました。
ドリンクが付いたり、サラダが付いたりとお得なセットもありましたが、この後も栗スイーツ巡りをする予定にしていたので、単品で王道のマルゲリータと期間限定の和栗のピザを注文しました。

マルゲリータ

ピザはマルゲリータしか食べないと言っても過言ではないくらい、マルゲリータが好きなのですが、ここのマルゲリータ、とても美味しかったです。
まず、生地がもっちもち。石窯で1枚1枚焼いているので、香ばしさもあり、耳まで美味しい。モッツァレラチーズたっぷりで、チーズ好きの私にはたまらない味でした。

和栗のピザ

これは!!
予想をはるかに超える美味しさ!!ピザ生地と和栗がこんなにも合うのかとびっくり。
栗のピザ!?美味しいの?と、正直なところ疑心暗鬼だったのですが(ごめんなさい)、いい意味で裏切られました。
焼きたてのピザにバニラアイスとごろごろした和栗が本当にマッチしていて、今までに食べた栗スイーツの中でも一位になるのではないかと思うほど感動しました。
栗スイーツ=モンブランという概念を覆された瞬間でした。
ちょうどよい甘さで、栗の風味をしっかりと生かしたスイーツピザです。噛めば噛むほど栗の風味が口に広がり、ピザ生地、バニラアイス、ソースと相性抜群でした。
ぜひ、一度食べて欲しい、と人におすすめしたくなるほどの美味しさでした。

一枚一枚石窯で焼いているので、提供時間は少し遅めです。時間に余裕をもって行くことをおすすめします。栗とピザがこんなにも合うとは…本当に美味しかったです。
期間中にもう一度食べに行けるといいな。

2.ricca(りっか)

Pizzeria da Tsurubaraさんから車で10分程度走ったところにある洋菓子店です。
隣には「日置金凝神社」があり、少し隠れ家的な雰囲気の佇まいです。
駐車場が広かったのですが、伺った時には満車で、臨時駐車場に停めました。
かなり広い駐車スペースがあり、車移動が基本の私たちにとっては、ありがたかったです。

15時前に着いたのですが、ちょうどおやつの時間ということもあり、店内の喫茶コーナーは満席。テイクアウト用のショーケース側にも多くの人が並んでいました。私たちは喫茶コーナー限定の「栗花(りっか)」が食べたかったので、待つことに。名前を記入し、10分ほどで案内されました。
喫茶スペースは天井が高く、大きな窓があって明るいスペース。ゆったりとした雰囲気が味わえる、そんな素敵な空間でした。私たちが案内されたのは屋内でしたが、緑いっぱいの庭にテラス席もあり、気持ちよさそうでした。

私たちのお目当てである限定スイーツ「栗花」はほうじ茶とセット販売のみとなっていました。
喫茶では、その他にショーケースにならんでいるケーキや、店内で販売しているジェラートもなど食べることができます。
ということで、私たちは、「栗花」のセットとジェラートを注文しました。

栗花(りっか)

まず驚いたのが、このボリューム。普通のモンブランケーキの大きさを想像していたのですが、その2倍ほどある大きさで見た目に圧倒されました。(食べ切るのか…と若干不安も)
食べてみると、意外と甘くなく、自然な栗の甘さや風味が引き立つお味。たっぷりの栗ペーストの中には、自家製の栗の甘露煮が入ったジェラートが隠れていました。
まさに「栗づくし」ですね。
見た目のボリュームに対してすっきりとした甘さなので、すっと口の中に入っていきます。
さらに、スイーツで甘くなった口の中をほうじ茶がリセット。温かいほうじ茶を頼んだのですが、「ほっ」と心が和みます。すると不思議とまたスイーツが食べたくなる。相性抜群でセット販売なのも納得です。

※2021年の「栗花」の販売は11月8日(月)で終了のようです。

ジェラート

ショーケースに10種類ほど並んでいるジェラート。どれも基本となる素材にこだわったジェラートだそうです。アイスやソフトクリームなど、冷たいスイーツが大好きなので、迷いに迷いましたが、「ミルク」「ピスタチオ」「梨」と、3種類のフレーバーをチョイスしました。
どの味も素材を生かした、甘すぎないすっきりとした味です。
他にも期間限定のフレーバーもあるそうなので、季節ごとにチャレンジしたいです。

公式のHPがありましたので、定休日やメニューなどはこちらからご確認ください。

3.ローターズカフェ 琥珀の刻(こはくのとき)

知人から勧められ、最後に伺ったのがこちらのお店。
riccaさんから車で25分ほど北上したところにあります。
マロンパイが美味しいらしく、売り切れの可能性もあると聞いたので、事前に電話で予約をしておきました。

お店に到着したのは16時すぎ。すでに入り口の看板には「本日のマロンパイは完売しました」の張り紙が…(写真右下)「予約しててよかった〜」と心から思いました。
完売しているからか、店内には1組のお客さんのみ。
コロナウイルス対策で席数を減らしてあるようで、広々とした印象でした。
ゆったりとした空気が心地のよい雰囲気のお店です。
今回はテイクアウトでマロンパイを購入。
知人の話によると、カフェメニューでのマロンパイにはアイスがセットになっているようで、その組み合わせが最高!とのこと。

マロンパイ

見ての通り、サックサクのパイ生地。何層にも重なった薄いパイ生地の食感が楽しく美味しいです。
そして、中には大きな栗の渋皮煮がぎっしり詰まっています。その栗がとてもほくほくしていて、甘い!栗を餡にしたものも敷き詰められていて、栗の風味とパイ生地の組み合わせが口いっぱいに広がりました。
一つ一つ手作りされているそうで、注文を受けてから焼き始めているそうです。

こちらのお店では、コーヒー生豆の仕入れから焙煎、淹れ方にまでこだわっていらっしゃるとのこと。次回はぜひ、店内で美味しいコーヒーと一緒に楽しみたいです。別売りされていた、人気商品のアップルパイも気になりました。

公式サイトがありましたので、こちらもご確認ください。

4.まとめ

今回は「くまもと山鹿和栗スイーツフェア」について紹介しました。
どの店舗も栗本来の味を生かしたスイーツで、地元の名産品を大切にされていることが感じられました。
まだまだ気になる店舗がたくさんあるので、開催期間中にもう一度行きたいと思います。

開催期間…令和3年9月1日(水)〜11月30日(火)

主催されている洋菓子店に詳細が載っています。
もう今年分の販売が終了している店舗もあるようなので、確認してから行くことをおすすめします。

山鹿市は温泉でも有名な地域。ぜひ訪れてみてくださいね。

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