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教員になって大変だったこと

どうも、たまです。

僕は教員を辞めようと思っている。
なぜなら、やってらんなくなったから

「甘えんな。」
と言われそうだが、そんなの関係ない。

大変なんだもん

何が大変か。それは、


【授業】 大変度 ★★☆☆☆

これは教員の本分なので、大変度でいうと一番低い方。
でも、

コロナ禍で加速したICT活用の圧力

これは厄介だ。

「ICT活用はいいことじゃないか!時代は進んでいるんだ!」という声が聞こえてきそうだが、ICTを活用することは手段であって目的ではない

学習に必要だったら使うし、必要じゃなければ使わない。それだけの話。そんなこともわからないのか。

やってられない。

【給料】 大変度★★★☆☆

教員は公務員だから給料が安定している、と言われる。
安定しているだけだ。決して高くない。

どれだけ残業しようが、どれだけ休日出勤しようが、給料が増えることはない。
時給換算すると泣きたくなる。アルバイト並みの金額だ。

そして、副業も一部しか認められていない。

やってられない。

【先輩】 大変度★★★★☆

僕はこれがなかなかしんどかった。

経験だけでモノを言ってくる先輩がいる。
一度、「なぜお前は俺の授業を見学に来ないんだ!」とお叱りを受けたことがある。

見に行かないのが答えだろう。察しろ。

教員は話が長い
「5分だけちょうだい」は1時間は覚悟した方がいい。
加えて、経験で語る人がほとんどだ。研究や勉強をする時間がほとんど取れないから無理もない。
ムダに長い、裏付けや根拠がない指導論や授業論を聞かされるのだ。

教員は飲み会もヒドイ
モラハラ、アルハラが当たり前のようにある。
教育者なのにである。恥ずかしい。

やってられない。

【生徒指導】 大変度★★★★★

まず生徒指導には「積極的生徒指導」と「消極的生徒指導」がある。
「積極的生徒指導」は生徒の良いところを伸ばすための指導。称賛したり、良いところを見つけて、それが生かされるような場面を準備したりするなどがそれにあたる。
「消極的生徒指導」はいわゆる問題行動に対する指導だ。
スマホを持ち込んだ。タバコを吸った。暴力を振った。多岐にわたる。

ここでは「消極的生徒指導」の話をする

今の時代、生徒を指導してはいけない。もちろん全員がそうではないが、厄介な生徒の親は大体厄介だ。

問題行動を起こした生徒への指導は慎重にならなければいけない。
「スマホを持ち込んだ場合、学校で預かって親に返却する」がルールであると周知しているのに、「預かっていた時間分の利用料を払え」と言ってきた親がいた。
授業の時間に別室で指導しようものなら「学習権の侵害ダー」と騒ぐし、放課後に居残りをさせようものなら「塾ガー!習い事ガー!」と騒ぐ。鼻息ふんふん、前のめりで苦情を言いにやってくる。電話で1時間怒鳴り散らす奴もいる。

やってられない。


教員は割に合わない

教員は割に合わない。

長時間労働が当たり前だ。そうなると家族を巻き込む。家庭を犠牲にする。

僕はそんな働き方を望まない。

だから辞めるんだ。

辞めるんだ。

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